【MLB】大谷翔平の相棒トラウト、ヤンキースの“伝説的打者”に並ぶメモリアル弾「この記録は大きな意味がある」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】大谷翔平の相棒トラウト、ヤンキースの“伝説的打者”に並ぶメモリアル弾「この記録は大きな意味がある」

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【MLB】大谷翔平の相棒トラウト、ヤンキースの“伝説的打者”に並ぶメモリアル弾「この記録は大きな意味がある」
【MLB】大谷翔平の相棒トラウト、ヤンキースの“伝説的打者”に並ぶメモリアル弾「この記録は大きな意味がある」 全 1 枚 拡大写真

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平は23日(日本時間24日)、本拠地で行われたボストン・レッドソックス戦に「3番・DH」で先発出場。4打数1安打で打率は.281となった。「2番・左翼」でスタメンに名を連ねたレッドソックスの吉田は4打数無安打で打率は.300。試合はエンゼルスが4-0でレッドソックスを下し、3連勝を飾った。

◆【実際の映像】トラウト、ディマジオに並ぶ11号は右中間への172キロ・メモリアル弾

■「飛ぶように走った」大谷の内野安打

大谷の第1打席は快足が生きた。カウント1-1からチェンジアップを打つと、打球は一塁へのゴロ。一塁ベースカバーに入ったブライアン・ベロ投手との競走になったが、一瞬速くベースに到達したのは大谷。セーフの判定を確認すると、手を叩いて喜んだ。

この内野安打について、地元放送局『バリー・スポーツ・ウエスト』で解説を務めるマーク・グビザ氏は「信じられない。大谷が飛ぶように走った」と驚きを隠せなかった。

大谷の第2打席以降は一塁ゴロ、左飛、三振で4打数1安打だった。一方、吉田は第1打席から左飛、中飛、左飛、二塁ゴロ併殺打で4打数無安打に終わり、8回の守備からベンチに退いた。

この日主役となったのは侍ジャパン勢ではなく、7回2安打無失点の好投で今季3勝目を挙げたエンゼルス先発グリフィン・キャニングと、8回の第4打席に11号2ランを放ったマイク・トラウト。特にトラウトが放ったアーチは通算361本目で、ニューヨーク・ヤンキースの伝説的打者ジョー・ディマジオの本塁打数に並ぶメモリアル弾となった。

ディマジオは54試合連続安打のMLB記録を持つ大打者。日本プロ野球記録が、広島カープ高橋慶彦の33試合連続安打。あまり知られていないがイチローがファーム時代に記録した46試合連続安打。そのイチローによるMLBでの自身最長試合安打は27。これはシアトル・マリナーズの球団記録だが、これらと比較しても、その偉大さがわかるだろう。

■通算361号に「本当に特別なこと」

トラウトの1発について先述のグビザ氏は「最高の選手による2ラン。素晴らしいキャリア。通算本塁打数でヤンキー・クリッパー(ディマジオの愛称)に並んだ」とツイート。また、米スポーツサイト『The Athletic』も「トラウトが通算361号。偉大なるディマジオとタイ記録」とつづった。

トラウトは「試合後にロッカールームでミッキー・モニアックに教えられるまでディマジオに並んだことは知らなかった」と笑った。その上で「この記録は大きな意味がある。偉大な選手を追い越したり、偉大な選手と同じ記録を達成したり、あるいは偉大な選手と同じ話題にのぼるなんて本当に特別なこと。特に(ディマジオと)同じセンターフィールダーとしては」と感慨深げだった。

「トラウタニ」の相棒、トラウトのメモリアルアーチに続けるか。明日以降、大谷の打撃に期待が集まる。

◆【実際の映像】トラウト、ディマジオに並ぶ11号は右中間への172キロ・メモリアル弾

◆昨季の新人王を苦しめる“2年目のジンクス”とOPS.988で一蹴した若き日のマイク・トラウト

◆大谷翔平、一塁への“俊足”内野安打で出塁 実況は「非現実的だ」と驚きのあまり繰り返しつぶやく

文●SPREAD編集部

《SPREAD》

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