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ボートレース蒲郡「オールジャパン竹島特別開設68周年記念競走」(GI)は6月1日から6日間開催される。ドリーム戦3号艇で出走予定の峰竜太は、24場制覇をかけて蒲郡の水面に挑む。ここでは、過去5年蒲郡に出走した峰の成績を振り返っていく。
◆平均ST「0台」池田浩二 前節・SG覇者石野貴之、からつV峰竜太の攻め受け止める DR戦展望
■2度予選トップも優勝チャンス逃す
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2018年、蒲郡は3月、GI・オールジャパン竹島特別開設63周年記念競走、10月、SG・ボートレースダービーの2節出走。オールジャパン竹島特別はドリーム戦・4号艇で出走も選手責任外失格により途中帰郷となった。ダービーでは、初日ドリーム戦の勝利以降1着はなかったが、粘り強い走りを見せる「粘走」で準優勝戦まで漕ぎつけた。準優は4号艇で出走。1号艇・池田浩二に逃げを許し、2着争いでは2号艇の篠崎元志に敗れた。
19年蒲郡の出走は11月、GI・オールジャパン竹島特別開設64周年記念競走1節のみ。ドリーム戦に選出され、4号艇で出走。本番は3コース進入で6着スタートとなるも、得点を積み重ね準優に進出。準優は6号艇で出走し、6コースから3着となり優勝戦進出を逃した。
20年、この年は3節に出走。1月の一般戦・サンベリー蒲郡いちご杯で予選トップ通過を果たす。準優までオール3連対と圧倒し、蒲郡での初優勝が見えてきた。しかし、準優でベテラン瀬尾達也(この年限りで引退)から“瀬尾ロケット”のまくりを浴び4着に沈んだ。
4月、オールジャパン竹島特別開設64周年記念競走でリベンジの機会が訪れる。予選トップ通過から、準優を逃げ切り優出・1号艇を掴み取った。ポールポジションからの優勝戦、3号艇の湯川浩司は3カドに引く。スタート後、ダッシュから勢いに乗った湯川の“猛爆ストレート”が襲う。峰は湯川のまくりに沈み1Mでエンスト失格となった。11月、SG・第23回チャレンジカップに出走するも、結果は予選落ち。2度予選トップ通過で優勝のチャンスを逃した峰は、ファンから「魔境」、「呪い」、「呪縛」など揶揄されることになる。
21年8月、SG・第67回ボートレースメモリアルに出走。ドリーム戦1号艇だったが、5号艇・白井英治にまくられ4着といきなり躓く。なんとか6号艇で準優進出するも、またもや3着。優出切符を掴めなかった。
昨年は斡旋がなかった峰は、今節およそ1年9カ月ぶりの参戦。蒲郡で泣かされ続けたが、今回24場制覇を成し遂げることができるか注目が集まる。
◆優勝3回の「66号機」警鐘 勝率・優出“トップ”「73号機」悲願なるか
◆平均ST「0台」池田浩二 前節・SG覇者石野貴之、からつV峰竜太の攻め受け止める DR戦展望
文●舟橋廉(SPREAD編集部)