【MLB】100マイル連発の剛腕ベン・ジョイスと疑惑の判定に泣いたエ軍の光と影 「ロボット審判の導入に賛成」と怒り心頭も | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】100マイル連発の剛腕ベン・ジョイスと疑惑の判定に泣いたエ軍の光と影 「ロボット審判の導入に賛成」と怒り心頭も

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【MLB】100マイル連発の剛腕ベン・ジョイスと疑惑の判定に泣いたエ軍の光と影 「ロボット審判の導入に賛成」と怒り心頭も
【MLB】100マイル連発の剛腕ベン・ジョイスと疑惑の判定に泣いたエ軍の光と影 「ロボット審判の導入に賛成」と怒り心頭も 全 1 枚 拡大写真

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平が1日(日本時間2日)、敵地でのヒューストン・アストロズ戦に「3番DH」で先発出場し、5打数1安打だった。期待された3試合連続本塁打は不発に終わり、打率は.267となった。重要なア・リーグ西地区同士の対戦は5-2でアストロズが勝利。

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■判定巡り猛抗議のネビン監督、退場

大谷は第1打席、相手右腕ロネル・ブランコの初球スライダーを引っ張り、右前に運んだ。これで3試合連続安打をマークしたが、2打席目以降は音なし。期待された3試合連続本塁打はお預けとなり、この日は5打数1安打で終わった。

重要なア・リーグ西地区同士の一戦を落としたエンゼルスだが、審判の判定が勝敗の分かれ目となった。2-4の6回1死満塁のチャンスで、打席には1番テーラー・ウォード。マウンドにはアストロズ2番手のエクトル・ネリス。フルカウントからウォードは6球目の低めツーシームを見逃した。ストライクゾーンから外れているように見えたが、主審の手が上がり三振。ボール判定であれば、四球で押し出しとなり1点差。さらに1死満塁で2番マイク・トラウト、3番大谷と繋がるはずだった。しかし、この“誤審”で2死満塁となりトラウトが凡退、結局無得点に終わった。

このストライク判定に対して、怒りをぶちまけたのがフィル・ネビン監督。主審に文句を浴びせると退場処分を受けてしまった。反撃ムードがしぼんだチームは元気なく、8回にも1点を追加され2-5で敗れた。

■エ軍の新星ジョイスに好打者がキリキリ舞い

ボールと確信して見送ったウォードは試合後、「非常にフラストレーションがたまる。あのような状況になったのは残念だが、これもゲームの一部であり、これからもベストを尽くして良い球を振るしかない」と前を向いたが、導入が検討されているロボット審判などについては「それはいいことだ。絶対に賛成する」と話し、怒りが収まらないようだった。

しかし、光明もあった。

今季2試合目のマウンドに上がった新人右腕ベン・ジョイスが、デビュー戦となった5月29日(同30日)のシカゴ・ホワイトソックス戦に続き、この日も100マイル(約160.9キロ)超えを連発。全10球で100マイルを超える圧巻の投球を見せ、これまで首位打者に3度輝いているホセ・アルトゥーベ、現在14本塁打の主砲ヨルダン・アルバレスを3球三振に切って取った。

メジャー屈指の好打者を手玉に取り、これで2試合に登板して2回を無失点。8人の打者から4三振を奪っており、新星の登場にファンが沸いている。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》

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