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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は2日(日本時間3日)、敵地ミニッツメイド・パークで行われるヒューストン・アストロズ戦に「1番DH・投手」でスタメン出場する。
大谷の「1番DH・投手」は昨季7月28日(同29日)のテキサス・レンジャーズ戦以来、打者としては8月20日(同21日)デトロイト・タイガース戦以来となる。
前日の試合では、5打数1安打2三振。初回の第1打席に右前安打を放ち、3試合連続安打をマークした。
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■防御率ア・リーグ4位、安定感抜群の天敵左腕
相手先発のフランバー・バルデスは、今季11試合に登板し、5勝4敗、防御率2.38と安定感のある投球を見せている。5月9日(同10日)のエンゼルス戦では大谷と投げ合い、8回3安打1失点12奪三振の好投で白星を挙げた。
大谷とはここまで通算28打数4安打、打率.143と抑え込まれているが、一昨年9月11日(同12日)に、ライトスタンドへの豪快な“二刀流アーチ”を浴びせており、因縁浅からぬマッチアップだ。
投手・大谷は、これまで11試合に登板、5勝1敗、防御率2.91の成績。前回バルデスとの投げ合いでは7回6安打3失点と力投するも、元女房役のマーティン・マルドナードに手痛い一発を浴びて、黒星を喫している。6月はキャリアでもっとも投手成績がよく、勝率は8割を超え、ここでの巻き返しに期待したい。
‟リアル二刀流”として投打共にリベンジをかけた一戦に注目だ。
■エンゼルスのラインナップ
1番 DH 大谷2番 CF トラウト 3番 2B ドルーリー4番 LF ウォード5番 RF レンフロー6番 3B アーシェラ7番 1B ウォルシュ8番 C ウォラック9番 SS ネトー先発投手 大谷
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試合情報
アストロズ-エンゼルス6月3日(土)9:10(日本時間)試合開始中継情報:AbemaTV、NHK BS1、Jsports3
文●SPREAD編集部