【ボート／戸田周年記念】毒島誠イン戦　馬場貴也の「まくり」展開が“波乱”呼び込む　ウインクDR戦展望

ボートレース戸田「戸田プリムローズ開設67周年記念」（GI）は4日から6日間開催される。

2日目ウインクドリームでは、1号艇・毒島誠、2号艇・西山貴浩、3号艇・原田幸哉、4号艇・馬場貴也、5号艇・深谷知博、6号艇・佐藤翼が出走予定。ここでは、舟券のヒントとしてウインクドリームの展望を解説していく。

■まくり展開から波乱期待

地元6号艇・佐藤は、まだ来年当地で行われるSGクラシックの権利を手にしていない。優勝すれば権利を獲得できるとあって外枠からでも気合の入る一戦。インに構えるのは関東を代表するレーサーの毒島。4号艇には、昨年MVPの馬場が座る。簡単に着をとれる相手ではないが、地元の利を活かしたいところ。

インの信頼が厚い毒島だが、付け入る隙がないわけではない。1号艇の毒島は、2021年1月、戸田プリムローズ開設64周年記念以来でおよそ2年5カ月ぶりの戸田参戦。この時も2日目ウインクドリーム1号艇で出走していた。結果は大外6コースの田村隆信にまくり差しで敗れている。

1コース直近10走成績を見ると、前節・芦屋SGオールスター準優勝戦で濱野谷憲吾にまくられている。5月の桐生では、準優勝戦で中澤和志に差されて敗れた。

ボートレース日和参照の上作成

毒島が敗れるとすれば、2・3コースの内枠勢に好モーターがいるか、Sから外枠勢にまくられて展開を作られるケースだ。直近6カ月コース別1着率成績を見ると、4コース・馬場が20.0％の数字。決まり手は差しが0％でまくり10％と差しよりもまくって勝つことが多い。

ボートレース日和参照の上作成

深谷の5コース1着率16.7％は外枠として高い成績。馬場がまくりに行けば、深谷に展開が向き大外6コース・佐藤もチャンスの芽が出てくる。「波乱」を期待するのであれば、外枠のまくり展開から高配当を押さえておきたい。

文●舟橋廉（SPREAD編集部）