
北海道日本ハムファイターズ対広島東洋カープの3連戦が6日からエスコンフィールドで行われる。
日本ハムは交流戦4勝2敗の好スタート、広島は交流戦2勝4敗と黒星先行のスタートという状況だ。マツダスタジアムが舞台だった昨季は、広島が2勝1敗で勝ち越したが、果たして今季はどうなるか。
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■爆発力のある2選手に注目
日本ハムでの期待は万波中正だ。
高卒5年目の今季、ここまで52試合に出場して打率.281、11本塁打、32打点の成績を残しているが、交流戦に限って見れば6試合で21打数11安打、12球団トップの打率.524に、2本塁打、3打点をマークしている。今カードでも“爆発継続”なるか。
昨季の広島戦3連戦は12打数3安打の打率.250だったが、第2戦ではソロ本塁打を含む3安打猛打賞と爆発した。本拠地開催となる今回も豪快なアーチを期待したい。
対する広島では、西川龍馬に期待したい。
今季ここまで52試合に出場して打率.310、6本塁打、22打点の好成績。さらに交流戦に限ると、6試合で22打数9安打、チームトップの打率.409をマークしている。
昨季の日本ハム戦も3試合で11打数4安打の打率.364をマークしており、今カードでも快音連発に大いに期待。交流戦前の5月26日のヤクルト戦から9試合連続安打中であり、どこまで伸ばせるのかにも注目だ。
2000年4月7日生まれの23歳・万波と、1994年12月10日生まれの28歳・西川。6学年離れている両者だが、ともにチームに与える影響力は大きくなってきている。「万波 vs. 西川」、どちらのバットが打線に火をつけるのか。まずは両者の第1打席に注目だ。
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提供●Baseball Times