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福岡ソフトバンクホークス対読売ジャイアンツの3連戦がPayPayドームで行われる。ともに交流戦5勝4敗。東京ドームが舞台だった昨季は、ソフトバンクが2勝1敗で勝ち越したが、果たして今季はどうなるか。交流戦絶好調の“侍対決”に注目だ。
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■交流戦好調の“侍対決”に注目
ソフトバンクは近藤健介だ。
今季ここまで52試合に出場して打率.266、6本塁打、29打点の成績を残しているが、交流戦に限って見れば9試合で34打数14安打の打率.412で、1本塁打、6打点をマーク。
逆方向への打球が増えて不振から脱出し、交流戦では得点圏打率.636と抜群の勝負強さを見せている。日本ハムに在籍していた昨季は交流戦期間中に故障離脱しており、巨人との対戦は2年ぶりとなる。
対する巨人は、岡本和真。
今季ここまで56試合に出場して打率.324、13本塁打、31打点の好成績。交流戦ではさらに調子を上げ、9試合で34打数15安打、12球団トップの打率.441に加え、4本塁打、8打点をマークしている。
今カードでも爆発が期待されるが、昨季のソフトバンク戦は3試合で10打数2安打の打率.200と抑えられた。交流戦での得点圏打率.111も気になる数字だ。
1993年8月9日生まれの29歳・近藤と、1996年6月30日生まれの26歳・岡本。ともにWBC優勝に貢献した日本球界を代表するバッター。交流戦首位打者争いでも注目の「近藤 vs. 岡本」が勝負の鍵を握る。
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提供●Baseball Times