【MLB】大谷翔平、二刀流に黄信号か「体がしっくり動かない」 初の中6日も6勝目逃し 指揮官は「ボール自体は良い」と擁護 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】大谷翔平、二刀流に黄信号か「体がしっくり動かない」 初の中6日も6勝目逃し 指揮官は「ボール自体は良い」と擁護

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【MLB】大谷翔平、二刀流に黄信号か「体がしっくり動かない」 初の中6日も6勝目逃し 指揮官は「ボール自体は良い」と擁護
【MLB】大谷翔平、二刀流に黄信号か「体がしっくり動かない」 初の中6日も6勝目逃し 指揮官は「ボール自体は良い」と擁護 全 1 枚 拡大写真

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平が9日(日本時間10日)、本拠地でのシアトル・マリナーズ戦に「2番DH・投手」で先発出場。投手としては5回3安打3失点で6勝目はお預けとなったが、打者では17号同点2ランを放つなど4打数3安打2打点の大暴れ。サイクル安打に王手をかけたが、三塁打が出ず、またも未遂に終わった。チームは大谷の活躍もあり、5―4の逆転勝ち。これで今季最長タイの5連勝となり、貯金も今季最多タイの「5」とした。

◆【実際の映像】大谷翔平、今季2度目の二刀流アーチは182キロ特大同点17号2ラン 実況も「世界で最高の選手」と熱狂

■現地放送局「彼は世界最高の選手」

今季初めて中6日での登板となった大谷。6勝目を目指すマウンドだったが、序盤から精彩を欠いた。初回だけで3四球を与え、4番ジャレド・ケレニックには2ランを被弾。制球が定まらず、いきなり31球を費やすことになった。

それでも2回は三者凡退に退け、修正に成功。3回には先頭フリオ・ロドリゲスを三振に仕留め、3年連続の100奪三振も達成した。2、3、4回を無失点で切り抜けた大谷だったが、1点リードで迎えた5回、再び制球難が顔をのぞかせる。2四球でピンチを招くと、3番タイ・フランスに中前適時打を浴び追い付かれた。

結局、この日の「投手・大谷」は5回97球を投じ、3安打3失点で降板。6三振を奪う一方で6四死球を与えるなど荒れ模様だった。

しかし、「打者・大谷」は絶好調。1打席目で三塁への内野安打をマークすると、2点を追う3回2死一塁の第2打席で17号同点2ランを放った。自分の失点を自分で取り返す一撃は、打球速度112.9マイル(約182キロ)、飛距離440フィート(約134メートル)、打球角度は30度を記録。センター奥まで飛んで行く豪快アーチを見届けた現地放送局も「彼は世界最高の選手」と称えた。

マリナーズ戦の3回裏、2点ビハインドから同点の第17号を放った大谷翔平(C)Getty Images

続く第3打席は左翼への二塁打を放ち、サイクル安打達成まで三塁打を残すのみとした。しかし、4打席目は2番手右腕マシュー・ブラッシュの前に一ゴロに倒れ、今季4度目の王手だったが、またしても未遂に終わった。

■「チームが勝ったのが何より」

大谷は試合後、自身の投球について「調子自体があまり良くなかったということに尽きる」と振り返り、制球が安定しないことについては「きょうはコマンド(制球)というより体が動きづらいというか、しっくり動かないという感じが強かった」と明かした。

ただ、フィル・ネビン監督は悲観しておらず「大谷なら(本塁打を打たれた)ケレニックに対する投球をやり直したいと言うだろうね。彼はバックドアを狙っていたけど、結局は真ん中に入ってしまった。みんな彼のスイーパーを心配しているけど、真ん中に入った一球を打たれただけ」と話し、「投げているボール自体は良い」と擁護した。

一方、大谷は自身の打撃について「バッティングの方は良かったと思う。チームが勝ったので、それが何より」とコメントした。

1カ月白星がない「投手・大谷」。次回登板で6勝目をあげ、好調な打撃とあわせ「二刀流」の完全復活をファンは期待している。

◆【実際の映像】大谷翔平、サイクルヒットにリーチをかけた3安打目

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》

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