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ニューヨーク・メッツの千賀滉大は10日(日本時間11日)、敵地で行われたピッツバーグ・パイレーツ戦に先発登板。7回を2安打6奪三振1失点(自責点0)の好投で今季6勝目を挙げた。
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■今季12度目のマウンドで奮闘
今季12度目の先発マウンドに上がった千賀が、ピッツバーグ打線相手に好投を見せる。
立ち上がりから要所を抑える投球でスコアボードに0を並べた。3四球と制球が荒れた3回、二死満塁のピンチではブランドン・ニモのファインプレーに助けられ、ここも無失点。4回にフィルダースチョイスで1点を失うが、その後は落ち着きを取り戻し、味方が3-1と勝ち越した7回をもってマウンドを降りた。
千賀は96球(ストライク56球)を投げ、2安打4四死球6奪三振1失点(自責点0)。防御率は3.34となった。
試合はその後もメッツが本塁打などで加点し、5-1で勝利し連敗を7で止めた。千賀はトロント・ブルージェイズの菊池雄星と並び、今季の日本人トップとなる6勝目。
千賀は試合後のインタビューに対し、「前回は不甲斐なかったのはもちろんそうですし、チームが連敗しているところで絶対に止める気持ちでいた」とコメント。指揮官のバック・ショーウォルター監督も「彼を本当に誇りに思う。前回の投球以来彼を見ていたが、今日の彼はある意味使命を感じていた」と右腕の力投を賞賛した。
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文●SPREAD編集部
Kodai Senga, Spooky 3 Pitch K. 👻🍴
All Ghost Forks. pic.twitter.com/FPkETvkC69
— Rob Friedman (@PitchingNinja) June 10, 2023
Kodai Senga was cruising. Then he walked the bases loaded.
Then Brandon Nimmo did this: pic.twitter.com/xPKCuqV5y9
— Anthony DiComo (@AnthonyDiComo) June 10, 2023