【男子ゴルフ】涙のプロ初優勝を飾った中島啓太が世界ランク“自己ベスト”、金谷拓実も急上昇　最新世界ランキング

11日付けの男子ゴルフ世界ランキングが発表された。

男子ゴルフ世界ランキングは、過去2年間のトーナメントで獲得したポイントを、出場試合数（ただし、40試合以下の場合は「40」、56試合以上の場合は「56」）で割り、平均点の高い選手から順にランクづけをする。

ここでは最新の男子ゴルフ世界ランキングを紹介する。

■中島啓太が大幅ジャンプアップ

「ASO飯塚チャレンジドゴルフトーナメント」で金谷拓実とのプレーオフを制し、涙のプロ初優勝を飾った中島啓太が、前週の249位から184位まで大きくジャンプアップした。

中島はこれまで、2022年に行われた「ソニーオープン・イン・ハワイ」終了時点の188位が自己最高順位だったが、今回のランキングで自己ベストを更新。プロ初優勝に加え世界ランクも一気に上昇と、嬉しい1週間となった。

今週は日韓共同主管で行われる新規試合、「ハナ銀行インビテーショナル」に出場予定。2週連続の優勝はあるのか、今週も中島の活躍に期待したい。

中島とプレーオフで争った金谷も世界ランキングを更新。今季ベストランクとなる115位に順位を上げた。

先週は1994年の尾崎将司以来2人目となる2週連続完全優勝がかかっていたが、中島に惜敗。しかし2人の白熱したゴルフは、男子ゴルフ界の復活を予感させた。

金谷は今週の「ハナ銀行インビテーショナル」には出場せず、22日から25日にかけて行われる欧州・DPワールドツアーの「BMWインターナショナル」に出場を予定している。

2月に出場したアジアンツアー「インターナショナルシリーズオマーン」に続く、海外2勝目なるか注目だ。

なお、松山英樹は先週よりランクを1つ落とした26位。石川遼は現在272位となっている。

文●SPREAD編集部