【MLB】大谷翔平は“手放さない”、 今季自己最長8試合連続安打の猛打賞に地元紙も「トレードなし」の大合唱 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】大谷翔平は“手放さない”、 今季自己最長8試合連続安打の猛打賞に地元紙も「トレードなし」の大合唱

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【MLB】大谷翔平は“手放さない”、 今季自己最長8試合連続安打の猛打賞に地元紙も「トレードなし」の大合唱
【MLB】大谷翔平は“手放さない”、 今季自己最長8試合連続安打の猛打賞に地元紙も「トレードなし」の大合唱 全 1 枚 拡大写真

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平が11日(日本時間12日)、本拠地でのシアトル・マリナーズ戦に「2番DH」で先発出場。3試合連続本塁打とはならなかったが、5打数3安打の活躍でチームの勝利(9-4)に貢献した。打率は.287に上昇し、12日(同13日)からスタートするア・リーグ西地区首位を走るテキサス・レンジャーズとの4連戦に弾みを付けた。

◆【実際の映像】大谷翔平、“右前打”3発でチーム打線をけん引 難しいスプリットも技ありヒット

■いざ首位レンジャーズとの4連戦へ

3試合連続本塁打が期待された大谷。第1打席は二ゴロに倒れたが、3回の第2打席では外角低めのチェンジアップに体勢を崩されながらも、うまく拾って右前打。これで今季自己最長の8試合連続安打をマークすると、4回無死一、二塁で迎えた第3打席でもカットボールを右前に弾き返した。

第4打席は見逃し三振に倒れたものの、8回の5打席目でも右前打を放ち、今季7度目となる1試合3安打を達成。待望の本塁打こそ生まれなかったが、この日は5打数3安打で打率を.287とした。

大谷の3安打、新人ザック・ネトーの2本塁打、マット・サイスの3打点など打線が奮い、快勝したエンゼルス。フィル・ネビン監督は「ホームに戻って5勝1敗(シカゴ・カブスに3連勝、マリナーズに2勝1敗)という結果を出した。とても素晴らしい1週間をホームで過ごすことができた」とご満悦。現地12日から始まるレンジャーズとの4連戦へ向け「大きな励みになった」と振り返った。

■「今季いっぱい保有」球団方針を伝える

もっとも、この日大きな話題となったのは大谷の去就について。地元紙『ロサンゼルス・タイムズ』が、8月1日に迫るトレード期限までに「大谷を放出することはない」と伝えたため、周囲はざわついた。

記事は、球団幹部の方針を知るという人物の話を掲載。それによると「チームがポストシーズン進出の望みを残しているかどうかにかかわらず、球団は大谷を今季最終戦まで保有する方針」だという。その理由として、エンゼルスは今季終了後にフリーエージェント(FA)となる大谷を残留させたい意向を示しているが、その関係者は「一度トレードで出てしまえば、(FA後に)再契約できる可能性は消滅すると球団は考えている」と話したという。

今季終了後にFAとなる事実は変わらないため、夏に他チームに移籍したとしても、エンゼルスはオフのFA市場に出てくる大谷の獲得に名乗りを上げ、再び契約を結ぶことは理論上可能。しかし、裕福な強豪球団たちとの争奪レースを制することは至難の業であり、移籍先チームとの契約内容次第ではFA市場に出てくるかどうかも不明。それならば、エンゼルスとしては今季いっぱい手元に置き、ともにポストシーズン進出を狙う中で、再契約・残留の説得を試みるほうが得策と考えているよう。

地元紙『オレンジ・カウンティ・レジスター』も「ポストシーズン進出争いに残るためにも大谷の力を保持する必要がある」と力説。若手有望株とのトレードで将来像を描くより、まずは今季のペナントレースを勝ち抜くことを優先するよう訴え、今夏の放出に否定的な考えを示した。

有力地元紙がこぞって「夏の移籍はなし」と伝えたが、急転直下は日常茶飯事。トレード期限まで目が離せないことは確かだ。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》

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