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先週から函館競馬が開幕し、新馬戦も活気が満ちてきた。そんな中、東京での新馬戦は、先々週からレーン騎手が5連勝と独壇場。若駒をしっかりと勝たせる腕はさすがのひと言だ。
今回は先週の2歳戦(芝)の結果を踏まえ、注目馬をピックアップして分析する。
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■ミルテンベルク
評価:★★★☆☆牡 (栗)武英智父:モーリス 母:ペルレンケッテ短評:11日阪神2歳新馬(芝1200m)に出走。好スタートからスッと2番手に控え、なだめながらの追走。馬なりで直線で先頭に立つと、ムチを入れることもなく、少し気合をつける程度で後続を突き放した。少頭数でメンバー的にも恵まれた印象だが、スタートの良さや直線での伸び脚は見どころがあり、成長してくればさらに楽しみが広がる。距離はマイルくらいまでは守備範囲か。
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著者プロフィール
石川豊●いしかわゆたか20代から競馬メディアに寄稿。「ユタカ人気」と言われた時代、武豊が騎乗する過剰人気馬をバッサリと切り捨てる馬券術を駆使し、年間回収率100%超に成功。以来、「1番人気の勝率は3割」を念頭に、残り7割の可能性を模索し、「危険な人気馬」理論を唱え続ける。