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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は13日(日本時間14日)、敵地でのテキサス・レンジャーズ戦に「2番DH」で先発出場。第1打席で右翼線に二塁打を放ち、連続試合安打を「10」に伸ばすと、第3打席でも右前打を放ち、3試合連続のマルチ安打をマークした。
大谷は2安打3四球で5打席すべて出塁し、打率は.296となった。チームも首位相手に7-3で勝利。3連勝で、貯金は今季最多の「7」となった。
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■「ユニコーンがまた長打」
前日の2発でア・リーグ本塁打ランキングトップに立った大谷。この日も勢いは止まらず、第1打席で右翼線に二塁打を放ち、今季自己最長となる連続試合安打を「10」に伸ばした。82.4マイル(約133キロ)のチェンジアップに反応した一撃は、打球速度112.5マイル(約181キロ)を記録する鋭い当たりだった。
初回から飛び出した大谷の二塁打に地元放送局「バリー・スポーツ・ウエスト」も喝采。「ユニコーンがまた長打」「彼の打球はすべてが強烈」とコメントすれば、同局公式Twitterも「大谷がエンゼルスの先陣を切る」とつづり、チームをけん引する姿を伝えた。
第2打席は四球。続く3打席目は、この試合がメジャーデビューとなった右腕オーウェン・ホワイトから右前打を放ち、3試合連続のマルチ安打をマークした。
4-3と1点リードの7回2死二、三塁で迎えた第4打席は、申告敬遠で出塁。続く3番ブランドン・ドゥルーリーが三振に倒れ、追加点は奪えず。大谷との勝負を避けたレンジャーズの選択が功を奏した形だった。
■3年連続2ケタ盗塁も達成
この日は、通常なら3番に入るマイク・トラウトが休養日。大谷の後ろにトラウトが控えていれば、ピンチでも大谷と勝負せざるを得ないが、トラウト不在のためレンジャーズベンチは敬遠策を取りやすい状況になっていた。
9回の第5打席も四球を選んだ大谷。直後に今季10個目の盗塁となる二盗も決め、3年連続2ケタ盗塁に到達。その後、ドゥルーリーの中前適時打で生還した。
大谷は2安打3四球で5打席すべて出塁し、勝利に貢献。試合前、地元放送局『バリー・スポーツ・サウスウエスト』は、番組内で「レンジャーズが勝つためには、大谷に静かにしてもらわなければならない」と“大谷警報”を鳴らしていたが、本塁打を避けるために四球を連発したに過ぎなかった。
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文●SPREAD編集部