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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は18日(日本時間19日)、敵地で行われたカンザスシティ・ロイヤルズ戦に「2番DH」で先発出場。5回に2戦連発となる今季24号2ランを放った。
◆【実際の映像】大谷翔平、サイ・ヤング右腕からの24号は右中間への188キロ高速弾 「信じられない」と公式称賛
■I CAN’T WAIT TO PLAY FOR TAMPA BAY RAYS
続くマイク・トラウトもグレインキーの初球を叩き、左翼スタンドへ15号ソロを放り込み、2球連続の「トラウタニ弾」。エンゼルスはこの「トラウタニ弾」で勢いづいたか、5-2で快勝。
この日、ニューヨーク・ヤンキースとヒューストン・アストロズがともに敗れたため、エンゼルスは勝率.554でヤンキースを抜き、同.620のボルチモア・オリオールズに次ぎ、アメリカン・リーグのワイルドカード圏内2位に浮上した。
現地アメリカは日曜で「父の日」。試合中、実況はトラウタニ弾の喜びをどうしても日本語で表現したかったようで、「Happy Father’s Dayは日本語で何というのか」と必死にグーグル検索を活用の模様。すると「しあわせな父の日」と日本語で再び歓喜を表現。さらにはまた日本語で「父の日、おみでとう」(実況通り)と付け加え「いずれにせよ、大谷にとって良い父の日となりました」と満足気だった。
これに先立ち、MLB公式サイトは大谷と父・徹さんが写る幼少期の写真をSNSに投稿。これには日米からさまざまな反応が寄せられたが、秀逸だったのは「バズリとデザインをつぶやく」とする@OCPDesignsの「matt」さんのつぶやき。MLBが投稿した古い写真では、幼い大谷が着るTシャツの左胸になにやらマークが描かれているが、解読不能。これをmattさんは「AIで解析した」とマークの鮮明な写真を掲載した。
その写真では「I CAN’T WAIT TO PLAY FOR TAMPA BAY RAYS」(タンパベイ・レイズでプレーするのが待ちきれない)と表示されており、ちょっぴり話題に。これには「(レイズの)シェーン(・マクラナハン)とショウヘイなら、シャックとコービーだったのに」と2大エースの共闘でロサンゼルス・レイカースの黄金期を形成したシャキール・オニールとコービー・ブライアントのデュオに例えるレイズ・ファンの反応も。
レイズが「デビルレイズ」から名称変更したのは、大谷が14歳になる2008年のこと。掲載された写真を見る限り、大谷はもっと幼く見えるため、これはまさにバズりを狙ったジョーク。
しかし「父の日」の写真一葉から、こんなバズりを生んでしまうほど、今の大谷はそれだけホット…ということなのだろう。
◆【実際の画像】幼少期の大谷翔平が父・徹さんと写るMLB公式サイトの投稿、この少年が世界一の野球選手に
◆【実際の画像】「I CAN’T WAIT TO PLAY FOR TAMPA BAY RAYS」(タンパベイ・レイズでプレーするのが待ちきれない)のAIによるギミック解析
◆大谷翔平、自身初の本塁打王へ 驚異の量産態勢に公式がキャリアハイ期待「MVPの最有力候補は52本ペース」
文●SPREAD編集部
Start off your #FathersDay with this adorable photo of a young Shohei Ohtani with his dad. 🥹 pic.twitter.com/nfu7wv5lGu
— MLB (@MLB) June 18, 2023
Ok AI is getting too realistic now… I enhanced his shirt and this is what it said… pic.twitter.com/6AkSiM7Qva
— matt (@OCPDesigns) June 18, 2023