【MLB】大谷翔平、西海岸名物“フリーウェイ・シリーズ”に初見参 MVPムーキー・ベッツ「彼はスペシャル」と称賛 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】大谷翔平、西海岸名物“フリーウェイ・シリーズ”に初見参 MVPムーキー・ベッツ「彼はスペシャル」と称賛

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【MLB】大谷翔平、西海岸名物“フリーウェイ・シリーズ”に初見参 MVPムーキー・ベッツ「彼はスペシャル」と称賛
【MLB】大谷翔平、西海岸名物“フリーウェイ・シリーズ”に初見参 MVPムーキー・ベッツ「彼はスペシャル」と称賛 全 1 枚 拡大写真

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平はア・リーグ本塁打王争いでトップを独走中だ。好調な6月を過ごす二刀流は、20日(日本時間21日)から本拠地でのロサンゼルス・ドジャース戦に臨む。

同じロサンゼルスに本拠地を構えるチーム同士の対戦とあって、地元メディア、ファンはすでに盛り上がっている。大谷は21日(同22日)の同カード2戦目で、7勝目をかけて先発登板する予定となっている。

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■「大谷のボールを110球も見たくない」

“フリーウェイ・シリーズ”を控え、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が取材に応じた。地元紙『オレンジ・カウンティ・レジスター』や『ロサンゼルス・タイムズ』などによると、「打者・大谷と投手・大谷、対戦するならどちらを選ぶか」と問われた指揮官は、「いい質問だ。私なら打者だ」と回答。その理由として「(打者としてなら)4打席だけで済むから。でも、投手として対戦した場合は110球も見ることになる。それはとても厳しい」とし、対戦するなら「投手・大谷」を避けたいと明かした。

しかし、「打者・大谷」は絶好調。今季はここまでメジャー最多の24本塁打と58打点をマークし、打率は.300。OPSは1.015で、こちらも全体トップというまさに無双状態。「この数字を見ても選ぶのは打者・大谷か」と再確認された同監督は「(打者としての成績も)分かっているよ。ただ、この質問はどちらの毒がいいか、それを選ぶようなものだ」と笑った。

また、ボストン・レッドソックス時代にMVPを受賞したムーキー・ベッツは「大谷はとてもスペシャルで、他の誰もやったことがないことをやっている。彼は三冠王を争っているし、投手としても活躍している。三冠王を獲得した選手はいるけど、三冠王に輝きながら投手もやった選手はいない」とコメントし、メジャー史上唯一無二の存在であると断言した。

■ド軍若手「二刀流はかなり非常識」

そのほか、ドジャースの若手の中には今回初めて二刀流と直接対峙する選手もおり、彼らはそろって目を輝かせた。大谷がメジャーデビューした2018年当時、まだ大学生だったジョー・デルーカは「(大谷は)何人に1人の選手なのか分からない。二刀流はかなり非常識。1つのことをやるだけでも大変なのに、彼はその両方をやってエリートになっている。ある意味、異常なこと」と話し、驚きを隠せないでいた。ジェームズ・アウトマンも「打撃だけでも十分に難しい。その上、投球もするなんて想像もできないよ」と話し、デルーカに同調した。

ベッツは“フリーウェイ・シリーズ”について「同じ成層圏にすらない。ライバル関係というのはメディアが作ったことで選手には何の関係もない」とし、通常のカードと変わらないと強調。しかし、今回は大谷がメジャー移籍以来、初めてドジャース戦のマウンドに立つことや、大谷が移籍した場合、その最有力候補に挙げられるのがドジャースということを鑑みれば、これまでとは雰囲気が異なることは確かだ。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》

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