米メジャーリーグ機構（MLB）は22日（日本時間23日）、7月11日（同12日）にワシントン州シアトルで行われるMLBオールスターにおいて、ファンによる1次投票結果を発表。ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平がアメリカン・リーグ最多となる264万6307票を獲得、DH部門での3年連続3度目の先発出場を決めた。大谷が最多得票となったのは初めて。また日本選手として最多得票での選出は、2001年から3年連続でトップ選出されたイチロー以来、20年ぶり。
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■吉田、鈴木、ヌートバーは選外
大谷は21日（同22日）現在、74試合に出場、両リーグ最多の24本塁打をマーク。58打点もトップ・タイで打率.292。打撃部門で2冠とし20日（同21日）には週間MVPも受賞している。
オールスター第1打席でカーショーから初ヒットを放った大谷翔平（C）ロイター／USA TODAY Sports
大谷は同部門で2位トロント・ブルージェイズのブランドン・ベルトに194万8513票もの大差をつけたかたち。ナショナル・リーグの最多得票はアトランタ・ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.。外野手として308万2600票を集め、3年連続4度目の出場。
ボストン・レッドソックスの吉田正尚は接戦ながらア・リーグ外野手部門8位。シカゴ・カブスの鈴木誠也はナ・リーグ外野手部門10位、セントルイス・カージナルスのラーズ・ヌートバーは同15位で、それぞれ選出から漏れた。
投手および控え野手は選手間投票などで選ばれ7月2日（同3日）に発表される。大谷は昨年まで2年連続でDHと投手の両部門で選出されたが、2021年は「二刀流」で先発、22年は打者のみで出場を果たしている。
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文●SPREAD編集部
