【MLB】大谷翔平、第25号・日米通算200号メモリアル弾含むサイクル王手も実らず　エ軍終盤に満塁弾浴び逆転負け

ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は23日（日本時間24日）、敵地でのコロラド・ロッキーズ戦に「2番DH」で先発出場。同点の5回表に今季25号本塁打を放つなど、4打数3安打1打点の大活躍を見せるも、チームは守りのミスからリリーフ陣が捕まり、痛恨の逆転負けを喫した。

■トラウタニ弾の祝砲もむなしく

前カード、ロサンゼルス・ドジャースとの2連戦では7打数ヒットなしと抑え込まれた大谷。この日は一転、猛打爆発で圧倒的な存在感を示した。

大谷は初回の第1打席で二塁打を放つと、2－2の同点で迎えた第3打席には、相手左腕カイル・フリーランドからライトスタンドへ豪快な今季25号を叩き込んだ。一時勝ち越しとなる一発は、日米通算200号のメモリアルアーチに。続く第4打席にも右前安打で出塁、サイクルヒットに王手をかける大活躍だった。

試合は、大谷とマイク・トラウトの連続本塁打が飛び出したエンゼルスが終盤までリードを保つも、守りのミスからピンチを招き、8回裏に痛恨のグランドスラムを被弾。記念の一打に水を差す、悔しい逆転負けを喫した。

エンゼルスは4－7で敗れ、貯金「5」に後退。この日勝利した首位テキサス・レンジャーズとのゲーム差が7に広がった。

大谷はこの日、25号本塁打含む4打数3安打1打点の活躍。打率.298としている。

文●SPREAD編集部