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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は26日(日本時間27日)、本拠地で行われたシカゴ・ホワイトソックス戦に「3番DH」で先発出場。4回の第2打席に今季26号同点ソロを放つなど3打数1安打1打点、1四球でエンゼルスの勝利に貢献した。
◆【実際の映像】大谷翔平、打った瞬間ホームラン確信の特大弾! 26号ロケット弾に本拠地ファンも喝采と大熱狂
■サヨナラ機演出から劇的勝利
前日のコロラド・ロッキーズ戦では3-4で競り負けたエンゼルス。この日は手に汗握る投手戦の末、劇的サヨナラ勝ちとした。
大谷は1回の第1打席は三振に倒れたものの、4回1死走者なしで迎えた場面、相手先発ディラン・シースの5球目スライダーを強振。打った瞬間ホームランを確信させる角度36の打球は右中間スタンドへ。打球速度113.0マイル(約182キロ)、飛距離446フィート(約136メートル)の一発だった。
前日までの直近6試合で4本塁打をマークし本塁打王2位に急浮上したルイス・ロベルトJr.との直接対決となったこの日の対戦。
初回には、そのロベルトJr.にも22号ソロが飛び出し先制を許したが、大谷の一発でエンゼルスは同点に追いつき、試合を振り出しに戻した。
その後も先発デトマーズ、相手先発シースが両者ともに好投。1-1同点のまま迎えた9回裏、先頭マイク・トラウトが四球で出塁しエンゼルスにサヨナラのランナーが出ると、続く大谷も四球で出塁。その後間髪入れずにトラウト、大谷“トラウタニ”コンビのダブルスチールで無死二、三塁とチャンスを広げた。
その後一死となり、アーロン・バマーがカウント0ー1からマイク・ムスタカスに投じた2球目がワイルドピッチに。これでトラウトが迷わずホームに突入。気迫のヘッドスライディングで、劇的なサヨナラ勝ちを収めた。
大谷はこの日、3打数1安打1打点1四球で打率.297。
試合はエンゼルスが2-1でサヨナラ勝ちし、ホワイトソックスとの4連戦の初戦を白星で飾った。
◆【実際の映像】トラウタニのダブルスチール後、トラウトがヘッドスライディングでホームイン! 劇的サヨナラ勝ち
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文●SPREAD編集部
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— Bally Sports West (@BallySportWest) June 27, 2023