元K-1世界三階級王者の武尊は、24日にフランス・パリで行われた『Impact in Paris』で元・王者ベイリー・サグデンから5ラウンドKO勝ちを収めた。29日に都内で記者会見を行い、今後の展望について語った。
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■「K-1世界王者は世界王者だと証明する」
自身初の世界進出戦で“欧州最強”ともいわれるサグデンを相手に見事KO勝ちを収めた武尊。新王者は、早くも次戦を見据えていた。
武尊は今回の復帰戦で「ヨーロッパからの評価も少しは変わったかなと思うので、これからもみんなで世界に挑戦したい」と語り今後についても「明確に見えてきた」とした。
5月に参戦を発表したONEチャンピオンシップの舞台での目標については「前から変わらず世界一を証明すること。『K-1世界王者は世界王者だ』をいつも心に思って戦っているので、ONEでも一番をとりたいです。ロッタン選手とも試合がやりたい。僕は準備ができてるんで、すぐにやりたいです」と意気込みを語った。
ロッタン戦への“こだわり”について、「リベンジのような。自分の中で格闘家を続けるに当たって、誰かに負けてるままは許せない。一番になりたい。自分の中でのけじめとして、ロッタン選手にKOで勝てば、僕自身が納得できる。格闘家を続けていいと、自分に対する合格点になる。最終目標ではないが、全集中している。それが今格闘技を続ける理由。そこを超えたい」と語った。
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文●工藤愛梨（SPREAD編集部）
