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ベルーナドームで、埼玉西武ライオンズ対福岡ソフトバンクホークスの3連戦が行われる。
西武は借金「10」の5位につけるが、交流戦明けは4勝1敗と上々の滑り出し。貯金「11」で2位につけるソフトバンクも、交流戦明け4勝2敗と勝ち越している。今季の対戦成績は西武が4勝3敗と一歩リードしているが、好調チーム同士の対決は果たして。
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■好調ベテランの打撃がキーポイント
西武の期待は、プロ9年目となる外崎修汰だ。
直近2シーズンでは低迷(2021年:打率.220、2022年:打率.215)したが、今季は67試合で打率.279と復調。チームトップの9本塁打、28打点も光っている。交流戦最後の広島戦で9号2ランを放つと、リーグ戦再開後の5試合でも打率.438(16打数7安打)と好調を維持。今季ソフトバンク戦でも、5試合で打率.278、3本塁打、7打点と要所で活躍を見せている。
対するソフトバンクは、柳田悠岐に注目したい。
今季ここまで67試合に出場して打率.291、12本塁打、36打点。交流戦18試合は打率.211、1本塁打、7打点と低調だったが、リーグ戦再開とともに巻き返し、6試合で打率.364(22打数8安打)と快音を連発している。25日からは3試合連続本塁打を記録するなど、6試合で計7打点をマーク。今季西武戦では7試合で打率.174の本塁打、打点ともになしと振るわないが、今カードでの巻き返しなるか。
西武はAクラス入り、ソフトバンクは首位奪取へ。外崎30歳、柳田34歳、チーム内でも存在感を発揮するベテランふたりの対決は見逃せないだろう。
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提供●Baseball Times