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東京ドームで、読売ジャイアンツ対阪神タイガースの3連戦が行われる。
現在、巨人は貯金「1」でセ・リーグ4位、阪神は貯金「12」の首位で、前半戦最後の伝統の一戦を迎える。今季対戦成績は阪神が6勝2敗とリード、5月28日以来の対戦のゆくえはいかに。
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■岡本が先輩の意地を見せられるか
巨人は、主砲の岡本和真に注目が集まる。
今季ここまで69試合に出場して打率.314、18本塁打、45打点をマーク。交流戦では 18試合で打率.383、8本塁打、19打点と爆発してMVPを獲得した。リーグ戦再開後は打率.167と振るわないが、6月30日は自身27歳の誕生日であり、過去5年間(2022年は試合なし)では打率.333(15打数5安打)、1本塁打、2打点と好相性。今年も“バースデー弾”が飛び出すか。
対する阪神は、高卒2年目の前川右京に期待したい。
5月30日の西武戦で1軍デビューを果たしたスラッガーは、ここまで16試合に出場して本塁打はないものの打率.309、6打点。前カードの中日ドラゴンズ3連戦では全試合にスタメン出場、13打数6安打でチーム6カードぶりの勝ち越しに貢献した。初の巨人戦、智弁学園高の先輩である岡本の前で、プロ初本塁打を放てるか。
4位巨人と首位阪神のゲーム差は「5.5」。依然として優勝争いは混沌としている。前半戦山場の一戦は「岡本 vs.前川」がカギを握りそうだ。
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提供●Baseball Times