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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は6月30日(日本時間7月1日)、本拠地で行われたアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に「2番DH」で先発出場。6回の第3打席に超特大30号を放った。
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■6月の15本塁打はア・リーグ記録
大谷は6回の第3打席、トミー・ヘンリーの投じた2球目のスライダーを強振。ボールは右翼スタンドへ打球角度29で一直線。打球速度115.1マイル(約185キロ)、飛距離493フィート(約150メートル)の一発を叩き込んだ。
誰もが驚愕したこの一発に実況も絶句したが、それもそのはず。MLB公式サイトのレット・ボリンジャー記者によると、6月に15本塁打するのは、アメリカン・リーグ記録で最多タイ。1930年のベーブ・ルース(ニューヨーク・ヤンキース)、1934年のボブ・ジョンソン(フィラデルフィア・アスレチックス)、1961年のロジャー・マリス(ヤンキース)に並んだ。
常にルースなどレジェンドと比較される大谷だが、二刀流限定の記録ではなく、打者としてもいよいよ伝説とならぶ領域に踏み入れたようだ。
なお、ナショナル・リーグの6月の最多月間本塁打は1998年のサミー・ソーサ(シカゴ・カブス)の20本。これはメジャーの月間最多本塁打記録ともなっている。
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文●SPREAD編集部