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セントルイス・カージナルスのラーズ・ヌートバーは1日(日本時間2日)、本拠地で行われているニューヨーク・ヤンキース戦に「1番中堅」で先発出場。初回の第1打席に今季5号の先頭打者本塁打を放った。
◆【実際の映像】ヌートバー、復帰後初アーチはセンターへの175キロ先頭打者弾 三塁上での“ペッパー・ミル”にも注目
■5月のレッズ戦以来約1カ月ぶり
ダブルヘッダー2試合目に先発したヌートバーが初回にいきなり結果を残した。
先頭打者として迎えた第1打席、ヌートバーは相手先発イアン・ハミルトンの投じた5球目の速球を強振すると、角度21の打球がセンターへ一直線。打球速度108.6マイル(約175キロ)、飛距離421フィート(約128メートル)の打球がスタンドインした。
ヌートバーの本塁打は、5月24日(同5月25日)のシンシナティ・レッズ戦以来。腰の挫傷で離脱していたヌートバーだが、6月19日(同6月20日)のワシントン・ナショナルズ戦で復帰して以来初のアーチをかけた。
この一打にスタジアムには空襲警報のサイレンが流れ、実況も「完璧なスイング、初球と同じボールを捉えたレベル・スイングだ」と称賛。カージナルスの公式SNSも「全員止まれ、ボールは芝生へ」とセンター・バックスクリーン手前の芝生エリアに飛び込んだ打球に驚愕した。
ヌートバーは3回の第2打席でも右前打を放ち、2打数2安打1打点で打率.262。
試合は3回終了時、ヤンキースが3-2でリードしている。
◆【実際の映像】ヌートバー、復帰後初アーチはセンターへの175キロ先頭打者弾 三塁上での“ペッパー・ミル”にも注目
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文●SPREAD編集部
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— St. Louis Cardinals (@Cardinals) July 2, 2023