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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は4日(日本時間5日)、敵地でのサンディエゴ・パドレス戦に「3番DH・投手」で先発。6回途中7安打5奪三振5失点で、マメの影響もありマウンドを降りた。
◆【実際の映像】大谷翔平、6回に浴びた痛恨の2連続被弾 キャリア初の連続本塁打を許したシーン
■オールスター登板は回避
大谷は6回無死走者一塁からザンダー・ボガーツに2ランを打たれると、続くジェーク・クロネンワースにもスタンドまで運ばれまさかの2者連続本塁打を浴びた。爪を気にする仕草を見せた大谷は6回途中で無念の降板となった。
試合後、大谷は記者団からの質問に対し「治りきる前に投げている感じなので、前回と同じような感じかと思います」とマメの状況について応えた。
オールスターまで残り3試合となる中、打席への影響については「今日は気になったので(代打)交代しましたけど、様子見て出れるところは出たいと思いますし、次の登板まで空くのでそこまでにまずは治したいと思います」と前向きに回答。
オールスターでの登板については「そうですね。投げない方向でいくとは思います」と断念する方針を明らかにした。
さらに記者からいつもより球速も出ていなかった点を聞かれると「そうですね。ちょっと力が入りづらかったりとかはしてたので、要所では(力を)入れましたけど、最後の方は厳しかったかなと思います」と、マメの影響を隠さず語った。
大谷はこれでオールスターでの登板、ホームラン・ダービー出場とも見送る方向となっているが、まずは公式戦でこれまで通りの打棒が期待できるのか、その動向を見守りたい。
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文●SPREAD編集部