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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は7日(日本時間8日)、敵地で行われたロサンゼルス・ドジャース戦に「1番DH」で先発出場。4回に反撃の口火を切る4試合ぶりの安打を放つも、チームは敗れ4連敗。ア・リーグ西地区4位に転落した。
◆【実際の動画】ロサンゼルス・ドジャース・ファンが「大谷のため」としてホットドッグとビールを発注
■スタジアムで2万円の投資
この試合で大谷は、殿堂入り伝説的プレーヤー、ウィリー・メイズに次ぐ記録を達成したが、話題となったのがプレーばかりではなかった。
あるドジャース・ファンがこの試合の観戦模様をSNSに投稿。ちょっとした話題となっている。
動画そのものは何の変哲もない。ドジャー・スタジアムでアメリカらしいももりもりのホットドッグ、ナチョス、そして美味しそうなビールをアップしているだけ。ただし、その購買行為が「すべては大谷のため」というのだ。これがSNSでは「ドジャース・ファンの努力」として話題に。
大谷のフリーエージェント、そしてトレードでの移籍候補先として必ず名前が挙がるのが、同じロサンゼルスを拠点とする名門ドジャース。前代未聞の金額が予想される二刀流獲得には、それなりの資金力が必要だが、その資金の「少しでも足しになれば…」というファン魂を見せているわけ。
「チケット代62ドル、駐車場代30ドル、7ドルのホットドッグ、12ドルのナチョス、18ドルのビール…これはすべて大谷翔平のため」だそうだ。日本円で合計約2万円。しかしドジャー・スタジアムでは、ビールが2500円もするのかと思うと、確かに大谷のためだと思わなければできない投資かもしれない。
大谷のメジャーデビュー時、ナ・リーグにはDH制が敷かれていなかったため、二刀流の移籍先として厳しい現実があったものの、2022年から30球団公平にDH制となり移籍への障害もない。そんなルール変更も大谷の移籍市場が加熱している要因のひとつだろう。
もっとも、うがった見方をすればこの投稿も2500円のビールを飲むため、単なる呑助の「言い訳」と思えばそれまでかもしれないが…。
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文●SPREAD編集部
Dodgers fans need to remember why we need to take out loans to pay for game tickets 🙏🏽🙏🏽 pic.twitter.com/ye5imzeMTo
— J ✭ (@JmArtsGallery) June 16, 2023