15日から、ZOZOマリンスタジアムで千葉ロッテマリーンズ対東北楽天ゴールデンイーグルスの3連戦が行われる。
現在パ・リーグ2位のロッテは、7月を7勝2敗。対する4位楽天は、9勝2敗で目下8連勝中。好調両チームの今季対戦成績は、ロッテが6勝4敗とリードしている。前半戦最終カードのゆくえは、果たして。
◆【今週の決戦】「DeNA・バウアー vs. 広島・松山竜平」 前半戦最終カード“Aクラス対決”第3戦に注目
■安田は楽天戦“好相性”を活かせるか
ロッテの注目は、高卒6年目の安田尚憲だ。
今季ここまで70試合で打率.256、6本塁打、30打点。月間打率.194だった6月のスランプを脱出し、7月は.273と復調している。そして、今季楽天戦では全10試合出場で打率.351、1本塁打、10打点と相性の良さが光る。自身初となるオールスター選出に相応しいバッティングを期待したい。
一方、楽天の注目は、高卒8年目村林一輝だ。
昨季まで代走や守備固め中心だった男が、6月下旬からスタメンに定着して打撃開眼。ここまで37試合に出場し、打率.362の高打率をマークしている。7月2日からは不動の「1番遊撃」として出場しているが、自身が先発出場した試合は、チームも11勝5敗と高勝率を誇る。13日の北海道日本ハムファイターズ戦では猛打賞をマークしており、勢い十分に今カードを迎える。
ともに大阪出身のふたりが、7月好調のチーム対決で存在感を発揮できるか。快音連発に期待したい。
◆14年ぶり戴冠“侍ジャパン戦士”シーズン序盤通信簿・野手編 好調のMLB組と不調かこうプロ野球組
◆トレバー・バウアーの絶叫に見る、投手が一球一球に込める勝利への熱い思い
◆大谷翔平に続く”二刀流”の潮目は本当に定着するのか 挑戦者をリスト・アップ
提供●Baseball Times
