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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は15日(日本時間16日)、本拠地でのヒューストン・アストロズ戦に「2番DH」で先発出場。9回の第5打席に今季33号ソロを放ち、5打数1安打だった。
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■猛攻を見せて大逆転
大谷の前に立ちはだかったのがア・リーグの防御率トップだったフランバー・バルデス。対戦打率1割台と苦手にしていた左腕に苦戦を強いられる。
大谷はバルデスらに苦戦し、第4打席まで無安打。チームも一時は最大6点のリードを奪われる。それでも、7回にマイク・ムスタカスに一発が飛び出すなど、一挙6点を奪ったエンゼルスが3-9から同点に追いつく猛攻をみせる。
再び勝ち越しを許し万事休すと思われたが、9回に反撃の狼煙を上げたのが大谷。センターへの33号ソロが飛び出すと、3点を奪い土壇場で12-12の同点に追いつく。
延長に入った10回裏、1死走者一、二塁でのテイラー・ウォードの打席でショートの悪送球を誘いランナーがホームイン。劇的な逆転サヨナラ勝利を飾ったエンゼルスが連敗を6でストップした。
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文●SPREAD編集部