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ボストン・レッドソックスの吉田正尚は16日(日本時間17日)、敵地で行われたシカゴ・カブス戦に「5番左翼」で先発出場。11号満塁弾を含む5打数3安打6打点の活躍でチームの勝利に貢献した。
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■前日にマルチ安打ストップも猛打爆発
前日に連続試合マルチ安打が8でストップした吉田だが、この試合では猛打が爆発した。
5回2死満塁で迎えた第3打席、吉田はジャスティン・スティールの3球目の速球を捉えると、打球角度20のライナーが右翼頭上を超え一直線。フェンスのネットに飛び込む打球速度110.1マイル(約177キロ)、飛距離381フィート(約116メートル)のグランドスラムだった。
オールスター前のオークランド・アスレチックス戦以来の一発、4月23日(同24日)のミルウォーキー・ブルワーズ戦以来の満塁弾を放った吉田の勢いは止まらない。
7回1死一、二塁の第4打席ではマイケル・ラッカーの7球目の速球を弾き返し右中間を破るとボールがフェンス際に転がる際に三塁に到達し、2点タイムリーとなった。
吉田は1死走者なしで迎えた9回の第5打席でも右前打を放ち、今季8度目の猛打賞。5打数3安打6打点で打率を.317へ上げた。
なお、「6番右翼」で先発していたカブスの鈴木は3打数無安打1四球で打率は.251。
試合は11-5でレッドソックスが圧勝。吉田のバットでチームを勝利に導いてみせた。
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文●SPREAD編集部
MACHO MAN YOSHIDA SLAM. pic.twitter.com/LqGfv7ISUm
— MLB (@MLB) July 16, 2023