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ボストン・レッドソックスの吉田正尚は16日(日本時間17日)、敵地で行われたシカゴ・カブス戦に「5番左翼」で先発出場。11号満塁弾を含む5打数3安打6打点の活躍でチームの勝利に貢献した。
◆【実際の映像】吉田正尚、右翼スタンドへライナーで飛び込む177キロ満塁弾 「マッチョマン、ヨシダ・スラム」とMLB公式SNSもパワーに驚愕
■指揮官は「素晴らしい、他に何も言うことがない」
連続試合マルチ安打が8でストップした吉田だが、鈴木誠也との日本人対決第3ラウンドでは引き続き好調を見せつけた。
5回2死満塁で迎えた第3打席、吉田はジャスティン・スティールの3球目の速球を捉えると、打球角度20のライナーが右翼頭上を超え一直線。今季2本目のグランドスラムとなった。
さらに吉田は第4打席では三塁打、第5打席では右前打の活躍。5打数3安打6打点の活躍で打率を.317に上げた。
この吉田の活躍には米データサイトの『Codify』も注目。吉田がメジャーデビュー後81試合出場で記録した36回の複数安打はMLBの歴史上わずか12人とした。
首位打者も狙える好調ぶりにチームメートも絶賛。地元スポーツテレビ局『NESN』ではカッター・クロフォードの談話を紹介。「ビデオゲームのようだ」と語り、「彼は信じられない。 素晴らしい打者であり、素晴らしいチームメートであり、さまざまな面でチームを助けてくれている」と賛辞を惜しまない。
また、アレックス・コーラ監督は「我々はずっと彼が良い打者だと言い続けてきた。カウント2-0から真ん中の速球に良いスイングをした。 彼は素晴らしい。 他に言うことは何もない」と称賛している。
後半戦に入っても止まらない吉田、メジャー1年目でどのような成績を残すか期待が高まる。
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文●SPREAD編集部