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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は16日(日本時間17日)、本拠地で行われたヒューストン・アストロズ戦に「2番DH」で先発出場。連夜にわたり9回裏に豪快弾をスタンドに叩き込み、ファンを歓喜させた。
◆【実際の映像】大谷翔平、9回裏に連夜の豪快弾 34号で自身の昨季本塁打数に並ぶ 「ファンもこれを見に来た!」
■初回の大ファール打球音にも着目
大谷は8回まで音なし。8回の裏が終わりエンゼルスが7ー5とリードしていたため、今夜は大谷の出番なし…そう思ったファンは多かっただろう。
この展開に現地放送局『ESPN』も初回に大谷が放った特大のファールを着目しSNSに投稿。打った瞬間の打球音は凄まじく、スタジムの観客もホームランと思ったが、残念ながらファールに終わった。
◆【実際の映像】打球音を聞く限り完全に本塁打 大谷翔平が見舞った初回の大ファール
大谷はこの日、初回の第1打席は遊直、3回の第2打席は二ゴロ、5回の第3打席は中飛、7回の第4打席は申告敬遠だった。
しかし9回の表にまたもエンゼルスのブルペン崩れ7ー9と逆転を許した結果、9回裏大谷に第5打席が回って来た。
大谷はフィル・メイトンの初球の速球を一閃すると、これがセンター・オーバーの特大の一発に。これには実況も「ファンはこれを見に来た」と絶叫。さすがに連夜の9回裏特大弾には興奮を隠しきれない様子だった。
惜しむらく前夜と異なりエンゼルスの反撃はここまで。連勝とはならなかったが、大谷の意地の一発に、ファンも納得の上、帰路についたことだろう。
◆大谷翔平、2戦連続9回裏に意地の一発炸裂 昨季に並ぶ34号特大125メートル弾もエ軍は連勝逃す
◆大谷翔平のトレードがあるなら「ニューヨーク・ヤンキース」、ESPN記者が力説 米メディアはすでに打順発表
文●SPREAD編集部
The sound of this foul ball off Ohtani's bat 😮💨 pic.twitter.com/n5HehOgqP4
— ESPN (@espn) July 16, 2023