DEEP・米CFFCフライ級王座の二冠王・神龍誠が18日、都内・上池袋にあるFighting Fitness Studio POLAR GYMで公開練習を行った。
30日に控えた「のむシリカ presents 超RIZIN.2 powered by U-NEXT」での堀口恭司戦に向けた意気込みを語り、大一番に腕をぶした。
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■「最軽量級なので、スピーディーな戦いと技術戦を見せたい」
神龍は30日の「超RIZIN.2」で第7代Bellator世界バンタム級王者の堀口と、新設されるBellator初代フライ級王者のベルトを掛けて対戦する。
現時点での仕上がりについては「いつも通り」と通常運転を強調。Bellatorの選手も多数参戦する世界規模の試合のなかでも自身のタイトルマッチは「（大会で）一番MMAのレベルが高い試合になる」と自信をたぎらせた。
公開練習で力強いスパーリングを披露した神龍誠 撮影：SPREAD編集部
直近5年間負けなしで10連勝中と勢いに乗る神龍。10歳上のベテラン堀口との対戦は「決まったときから世界のベルトが掛かっているし、相手（堀口）が最高の相手なので、最初からモチベーションは高い」とし、「最軽量級なので、スピーディーな戦いと技術戦を見せられたら」と意気込みを語った。
堀口の印象については「打撃がうまくて何でもできる」とし対策は「その印象を受けてどうやって戦うかくらい」とした。また堀口の強力なカーフキックに関しても「僕サウスポーなのでやりにくいと思います。結構やられているのは、オーソ（ドックス）の相手じゃないですか。狙ってくる想定は軽くしてますけど、そこらへんは大丈夫です」と余裕を見せた。
神龍誠 撮影：SPREAD編集部
しかし、堀口への敬意も揺るがない。「（堀口は）僕がデビューしたときからずっと最前線で戦っていて上にいた選手」と敬意を示し、その上で「堀口さんをぶっ倒す技を用意してます」と秘策の存在を匂わせた。果たして宣言通りの“世代交代”は実現するのか……瞬き厳禁の試合となりそうだ。
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文●SPREAD編集部
