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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は、19日(日本時間20日)本拠地でのニューヨーク・ヤンキース戦に「2番DH」でスタメン出場。1打数無安打4四球で打率.306とした。
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■まともな勝負は1打席のみ
エンゼルスは初回から相手先発カルロス・ロドンを攻め、3回までに6点を挙げると、先発のチェイス・シルセスも6回途中まで1失点と好投。エンゼルスはその後も継投で逃げ切り7ー3と勝利した。
これでエンゼルスはヤンキースに3タテと素晴らしい気迫を見せたが、気になったのは相手投手の大谷の攻め方だ。
初回から大谷には球数をついやし失投を避け四球でもかまわないといった様相。第1打席、第2打席ともに四球。第3打席こそ勝負の上、三振となったが第4打席には当然のように申告敬遠。第5打席も四球となり、記録としても1打数が追加されたのみ。
35本塁打でホームラン・キングを独走中だが、盟友マイク・トラウトらを欠く現在のエンゼルス打線では、大谷との勝負を避けるのは致し方ないところ。
後半戦に向け四球地獄の試練が待っているのか、気になる試合展開だった。
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文●SPREAD編集部