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1日から、東京ドームで読売ジャイアンツ対東京ヤクルトスワローズの3連戦が行われる。
巨人は貯金「2」のセ・リーグ4位で現在4連勝中、対するヤクルトは借金「13」の5位ながら2連勝中だ。今季対戦成績は巨人の7勝6敗、8月最初の今カードのゆくえは果たして。
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■7月“対照的”な主砲ふたり
巨人の注目は岡本和真だ。
今季も不動の4番として、ここまで91試合に出場して打率.292、22本塁打、58打点をマーク。本塁打はリーグトップ、打点は2位となっている。5月(打率.302、9本塁打、19打点)、6月(打率.309、7本塁打、19打点)と好調を維持していたが、7月に入り打率.221、4本塁打、13打点と成績が急降下。8月に再び調子を上げられるか。
一方のヤクルトは、村上宗隆に注目だ。
昨季の三冠王だが、今季はここまで91試合で打率.249、19本塁打、54打点と今ひとつ。こちらは開幕から6月まで低迷が続いていたが、7月は復調して打率.312、7本塁打、17打点の好成績をマークした。打率はまだ低いが、本塁打はリーグ2位、打点は3位とタイトル争いにも絡んできた。昨季月間打率.440、12本塁打、25打点と大爆発した8月で一気に巻き返せるか。
4位巨人と5位ヤクルトのゲーム差は「7.5」。両チームAクラス入りへ勝負の8月になる。その中で両4番がどのような働きを見せるか。本塁打は3本差、打点は4点差。「岡本vs.村上」の4番タイトル争いから目が離せない。
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提供●Baseball Times