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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は9日(日本時間10日)、本拠地でのサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に「2番DH・投手」で先発登板。
6回を投げ、3安打5奪三振1失点(自責0)の好投。今季10勝目の権利を持ってマウンドを降りた。
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■マウンドで足を滑らせヒヤリとする場面も…
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2023年、大谷翔平・球種割合推移(8月9日現在)(C) MLB
得意の本拠地で、今季22度目の先発マウンドへ上がった大谷。前回登板では右手と指の痙攣で4回降板と不安を残したが、序盤からその影響を感じさせない投球を見せた。
初回、先頭のラモンテ・ウェイドJr.を低めのカットボールで空振り三振に仕留め、無得点で抑える順調な立ち上がり。2回表に犠牲フライで1点を失うも、3回以降はランナーを背負いながらも要所を締める投球。6回にはマウンドで踏み込んだ左足を滑らせ、トレーナーらが集まりヒヤリとする場面もあったが、後続を打ち取り、6回5奪三振1失点(自責0)で降板した。
この日は、最速97.9マイル(およそ157.5キロ)のフォーシームを軸にジャイアンツ打線を翻弄。MLB公式「Baseball Savant」によると、全97球のうちフォーシームが最も多い37球、スイーパー36球、カットボール13球、カーブ6球、スプリット5球の内訳だった。
大谷は6回97球(ストライク60球)を投げて、3安打5奪三振1失点の快投。防御率3.17。
試合は7回が終了し、4-1でエンゼルスがリードしている。
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文●SPREAD編集部
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— Bally Sports West (@BallySportWest) August 10, 2023