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ニューヨーク・メッツの千賀滉大は19日(日本時間20日)、敵地で行われたセントルイス・カージナルス戦に先発登板。7回を投げ、2安打5奪三振1失点の好投で今季10勝目を挙げた。
◆【実際の映像】メッツの“新エース”千賀滉大、カージナルス相手の快投 10勝目を引き寄せたピッチング
■アレナドに浴びた一発のみ
今季23度目の先発マウンドに上がった千賀は、打たせて取るピッチングでスコアボードにゼロを並べる。4回にノーラン・アレナドに左中間への26号ソロを打たれたが、味方の援護にも恵まれたその後は安定感ある投球を続けた。
千賀は7回97球(ストライク55球)を投げ、2安打5奪三振2四球1失点の好投。防御率は3.19となりナ・リーグの5位にランクイン。また、150三振に到達し、メジャー1年目としては野茂英雄、ダルビッシュ有、松坂大輔、前田健太に続き5人目となった。千賀は奪三振率「10.69」でリーグ4位につけている。
日本人ルーキーでは8人目の2桁勝利を引き寄せた千賀の投球を現地は絶賛。米放送局『SNY』の公式X(旧Twitter)は、「今夜もコウダイ・センガによる傑出したパフォーマンス」とつづった。また、MLB公式は「センガがカージナルス相手に新人としての稀有な偉業を成し遂げた」と記事を掲載し、チームの新人では7人目の150三振達成を紹介している。
ここ5試合で4回のクオリティ・スタートを記録するなど、今やメッツの新たなエースに君臨する千賀には指揮官のバック・ショーウォルターも信頼を置いており、「彼はこれからも我々にとって重要な存在であり続ける」と評価した。
8月に入り3勝を積み上げ2桁勝利に到達した千賀。シーズン前の期待に応える活躍を見せる右腕は残りのシーズンでさらなる存在感を示せるか。
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文●SPREAD編集部
#千賀滉大 10勝目を挙げた今日の投球ハイライト📹
7月以降は8先発で6度のQSと安定感抜群
シャーザー&バーランダーの両ベテランが移籍し、今やメッツの新エースに👻📱 #SPOTVNOW 👉無料登録でハイライトをチェック#メッツ #Mets #LGM #MLB #SPOTVNOWで毎日MLB pic.twitter.com/pqDYdMlzp9
— SPOTV NOW JAPAN (@SPOTVNOW_JP) August 20, 2023