【女子ゴルフ】鈴木愛が単独首位を堅持するも混戦に、1打差に櫻井心那、2打差に小祝さくら ゴルフ5レディス2日目 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【女子ゴルフ】鈴木愛が単独首位を堅持するも混戦に、1打差に櫻井心那、2打差に小祝さくら ゴルフ5レディス2日目

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【女子ゴルフ】鈴木愛が単独首位を堅持するも混戦に、1打差に櫻井心那、2打差に小祝さくら ゴルフ5レディス2日目
【女子ゴルフ】鈴木愛が単独首位を堅持するも混戦に、1打差に櫻井心那、2打差に小祝さくら ゴルフ5レディス2日目 全 1 枚 拡大写真

女子ゴルフの国内第26戦「ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント」(北海道・ゴルフ5カントリー美唄コース/6472ヤード、パー72)は2日、第2ラウンドが行われ、鈴木愛が5バーディ、3ボギーの70で回り、通算8アンダーで単独首位を守った。櫻井心那が1打差7アンダー2位、小祝さくらが2打差6アンダー3位で追う混戦となっている。

◆【実際の映像】優勝に王手の鈴木愛、14番で決めた会心のチップインバーディー

■ボギー1つのみ、櫻井が安定感で勝る

前日とは打って変わって、序盤から各選手が伸ばし合う展開となった2日目。

最終組の櫻井、小祝、鈴木は一進一退の攻防を繰り広げた。小祝と鈴木は幸先よく1番バーディスタート。鈴木は3番パー3、バンカーからのアプローチが寄らずこの日初のボギー。しかし4番、グリーン手前カラーからの長いバーディパットをねじ込み、バウンスバック。櫻井、小祝もバーディで付いていく。

櫻井は5番パー5、2打目でグリーン手前まで運ぶ。アプローチは寄らなかったものの、難しい傾斜のかかったロングパットを見事に決め、連続バーディ。一方、鈴木のパーパットは右を抜けてボギー。

続く6番、櫻井はピン左奥からのパットをジャストタッチで沈め、3連続バーディ。鈴木は左手前からのスライスラインを読み切り、またしてもバウンスバック。

7番、櫻井は右奥からのパットをど真ん中から放り込み、圧巻の4連続バーディ。鈴木を捕らえ、7アンダー首位に並んでバックナインへと向かった。

この間、バーディ量産で上位に食い込んできたのが、5打差1アンダー9位タイで出た若林舞衣子。前半5番からの3連続バーディで3つ伸ばして折り返すと、後半11番から3連続バーディを決め、一気に首位タイまで駆け上がった。

7アンダー首位に櫻井、鈴木、若林が並んだ状態で、最終組は10番を迎える。グリーンでパットを打つ段になると、急に激しい雨に見舞われる。その影響か、小祝は短いパーパットを外しボギー。2打ビハインドとなる。11番、今度は櫻井がこの日初のボギー。鈴木が単独首位に返り咲く。

若林も14番でこの日初めてのボギー。しかし、15番でバウンスバック。その直後、降雨のため、競技が中断。幸い雨はすぐに止み、15分後に再開された。

最終組の小祝は12番、パーオンできず、アプローチも寄せ切れずボギー。だが、13番で2打目をベタピンにつけバウンスバック。鈴木もピンハイに寄せバーディ。先を行く若林は難しい16番で痛いダボ、一歩後退となる。

14番パー5、小祝、櫻井はともにバーディチャンスにつける。鈴木は3打目がグリーン奥にこぼれる。鈴木は4打目のアプローチを直接カップインさせるチップインバーディ。小祝、櫻井もバーディで続いた。

15番パー3、小祝はバンカーに捕まり、寄せ切れずボギー。鈴木と櫻井はパー。16番、鈴木のティーショットは左の池をぎりぎりで回避するが、2打目は出すだけ。3打目でパーが取れるところまで寄せたものの、パーパットがカップに蹴られる。一方、小祝は2打目を手前1メートルにつけバーディ。またしてもバウンスバックに成功する。

鈴木8アンダー、櫻井7アンダー、小祝6アンダーで残り2ホールとなったが、17番、18番は3人ともにパー。混戦のまま、最終日最終組もこの3人で回ることになった。

明日も晴れ、風も弱まるとの予報。その通りになれば、伸ばし合い必至。まだ多くの選手にチャンスがある。鈴木の今季2勝目か、櫻井の10代3勝目か、小祝の地元2勝目か。最終日も目の離せない戦いが続く。

■主な上位選手順位

上位選手の主な順位は以下の通り。

1位/8アンダー/鈴木愛2位/7アンダー/櫻井心那3位/6アンダー/小祝さくら4位タイ/5アンダー/若林舞衣子、横峯さくら、木下彩7位タイ/4アンダー/山下美夢有、金澤志奈、神谷そら10位タイ/3アンダー/柏原明日架、石井理緒、尾関彩美悠、鶴岡果恋

阿部未悠、永峰咲希は2アンダー14位タイ。竹田麗央、佐藤心結は1アンダー18位タイ。ホステスプロの穴井詩、申ジエ(韓国)はイーブンパー26位タイにつけている。

なお、有力選手のうち、ささきしょうこ、藤田さいき、永井花奈、ディフェンディング・チャンピオンのセキ・ユウティン(中国)、川岸史果、吉田優利、仁井優花、平岡瑠依、川﨑春花、宮澤美咲、吉本ひかる、岩井千怜は予選落ちとなった。

◆【実際の映像】優勝に王手の鈴木愛、14番で決めた会心のチップインバーディー

◆岩井千怜が16番でまさか“+10” ツアー歴代2位のワーストスコア

◆スコアに効くアイアンの練習法! パーオンを増やすには“顔の向き”が大切です/植竹希望

文●河野道久

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