【男子ゴルフ】中島啓太は賞金ランク1位に返り咲きなるか ツアーイチのショットで韓国での初試合・初優勝を狙う | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【男子ゴルフ】中島啓太は賞金ランク1位に返り咲きなるか ツアーイチのショットで韓国での初試合・初優勝を狙う

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【男子ゴルフ】中島啓太は賞金ランク1位に返り咲きなるか ツアーイチのショットで韓国での初試合・初優勝を狙う
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国内男子ゴルフツアーの賞金レースが白熱している。

先週のフジサンケイクラシック開催前までは、中島啓太が賞金ランキング1位を走っていたが、金谷拓実がフジサンケイクラシックを制したことで順位が変動。現在は金谷が9583万3999円で首位に立ち、中島が242万3980円で後を追っている。

毎回優勝争いを演じる金谷と中島。特に今季プロ2年目ながら国内ツアーの顔として活躍を続ける中島は、今週のShinhan Donghae Openで賞金ランク1位に返り咲きとなるか。前回大会の結果を踏まえ、活躍の可能性を探っていく。

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■フジサンケイ2日目はアウトでのFWキープ率100%

フジサンケイクラシック終了時点の中島のスタッツを見ると、平均ストローク69.172(2位)と非常に安定感がある。特にショットに関するスタッツが優秀で、ドライビングディスタンス305.98(12位)ながらフェアウェイキープ率は59.949%(31位)を記録。この数値は、今季300ヤード以上飛ばす選手たちの平均から6.481%の差をつけており、他の飛ばし屋たちよりも、約1ホール分多くフェアウェイをキープできる精度である。

中島のショットによる貢献度の高さを示したのが、先週行われたフジサンケイクラシックの2日目。10番からスタートした中島は、前半9ホールは我慢のゴルフとなったものの、後半に入りティーショットが安定。後半9ホールのフェアウェイキープ率は100%を記録し、さらに5番から8番は4連続でバーディを決め首位タイに浮上した。

同大会2日目のアウトコースのフェアウェイキープ率は平均で40.056%。今季開催されたコースのなかでもメジャー大会に匹敵する難コースであったことがうかがえる。しかし中島は、抜群のボールコントロールでスコアを伸ばすことに成功。先週見せたショット精度であれば、初めてのコースでも問題なく攻略できるのではないだろうか。

■課題のパットも、新パターが功を奏す

ショット力が際立つ一方でパットにはやや課題が残る。

今季の中島のスタッツを見ると、平均パット(パーオン時)は1.7405(20位タイ)。ショットと比較すると控えめなスタッツとなっており、今季のラウンドを振り返っても、ここぞの場面で決めきれないことが多くあった。

特にSansanKBCオーガスタでは平均パット1.8302(61位)と今季ワーストを記録。大会も35位タイという今季最低順位で終えるなど、パーオン率は高いにも関わらずスコアを伸ばすことができなかった。

しかし先週のフジサンケイクラシックではツノ型の新パターを導入し、初日からパットは好調を維持。4日間の平均パットを見ても、1.7391と自身の平均を上回る結果を出した。

パターが安定すれば持ち味であるショットも生かされ、スコアにも直結するだろう。そうなれば初上陸の韓国でも優勝争いに加わる可能性は高いはずだ。

次戦はライバルである金谷も不在。新パターとツアーイチのショットで韓国初上陸・初優勝そして賞金ランク1位の座を取り戻したいところだ。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》

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