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5日から、PayPayドームで福岡ソフトバンクホークス対千葉ロッテマリーンズの3連戦が行われる。
ソフトバンクは貯金「1」のパ・リーグ3位、ロッテは貯金「7」の2位。今季対戦成績でロッテが11勝7敗1分とリードしている中、両チームのゲーム差3で迎えるAクラス対決となる。
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■2年目ポランコは2冠も視野に
ソフトバンクの注目は、第1戦で先発予定のカーター・スチュワート・ジュニアだ。
入団5年目の今季、7月26日のオリックスバファローズ戦で待望の来日初勝利。ここまで9試合に先発登板して3勝4敗、防御率2.61の成績を残している。前回登板8月29日のオリックス戦では、7回6安打無失点と“来日後最高”と言えるピッチングを披露して勝ち投手になっており、今回のマウンドに対する期待と注目も高くなっている。
一方のロッテは、グレゴリー・ポランコに注目だ。来日2年目の今季、ここまで出場99試合で、打率.255、23本塁打、65打点をマーク。8月に月間8本塁打を放つと、9月はいきなり3試合連続アーチを放った。本塁打はリーグトップタイ、打点はトップと8点差のリーグ4位に付けており、2冠獲得の可能性も出てきている。
両者は8月22日の試合でも対戦しており、その時は「2ラン」「四球」「適時二塁打」とポランコに完全に軍配が上がった。「スチュワート・ジュニアvs.ポランコ」の対決が、今回もカギを握る。ペナントレースもいよいよ佳境、Aクラス対決から目が離せない。
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提供●Baseball Times