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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は5日(日本時間6日)、敵地でのボルチモア・オリオールズ戦で先発メンバーから外れ、2試合連続で出番なしに終わった。
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■「最悪の事態は免れた」
大谷は前日の同戦で「2番DH」に名を連ねていたが、右わき腹の張りを訴え急遽出場を取りやめた。試合後にはフィル・ネビン監督が翌日に検査を受ける見通しを明かしていた。
試合後に現地記者が大谷の続報をレポート。
『オレンジ・カウンティ・レジスター』のエンゼルス番記者を務めるジェフ・フレッチャーは自身の公式X(旧Twitter)で大谷について「軽度の炎症」で故障者リスト入り(IL)はないと報道。さらに、フィル・ネビン監督の談話を紹介し「最悪の事態は免れた」と伝えている。
また、『ジ・アスレチック』のエンゼルス番記者サム・ブラムは「ショウヘイ・オオタニの怪我の状態は日々様子を見ることになる」とネビン監督のコメントを紹介し、炎症が起きているとした。そんな中で「彼が今季残り試合もエンゼルスのためにプレーするのではないかとの期待がチームにはある」と言及。大谷が今季の残りシーズンで復帰する可能性についても含みを持たせている。
「投手大谷」としては右ひじの靭帯損傷で今季絶望を迎えたが、「野手大谷」としては近々復帰が見られるのか。今後の行方が注目される。
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文●SPREAD編集部