【MLB】大谷翔平、明日スタメン復帰か　「リスクを負って出場する理由はない」と現地メディアは難色

ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は6日（日本時間7日）、敵地でのボルチモア・オリオールズ戦を欠場。「右脇腹の張り」により4日（同5日）から3試合連続で先発メンバーから外れた。

右肘じん帯損傷に続くアクシデントに見舞われた大谷だが、現地メディアは早ければ明日復帰の見通しだと報じている。

■ネビン監督「準備ができたらプレーするだろう」

現地メディア『オレンジ・カウンティ・レジスター』は、試合後のフィル・ネビン監督のインタビューを掲載。この日の大谷の欠場については「打撃ケージに入ったが、これは無理だと感じた。話し合いをして、今は行くべきではないと判断した」と明かした。

さらにネビン監督は「エンゼルスはオオタニが故障者リスト（IL）入り候補だとは考えておらず、調子がよくなれば早ければ木曜日（同8日の金曜日）にもプレーする可能性がある」とし、「試合に出る準備ができたら、プレーするだろう」と大谷の復帰をほのめかせた。

大谷の代理人を務めるネズ・バレロ氏は4日（同5日）に「オオタニは2024年には打てる準備が整っているだろう」と来季開幕からの野手としての出場を目指していると明かしたものの、手術の時期は未定。

同メディアは「エンゼルスはプレーオフ・レースから脱落しているため、より深刻なケガのリスクが少しでもあるのなら、オオタニを無理に起用する理由はない」との見解を示している。今オフにフリーエージェント（FA）を控える大谷の今季出場はあるのか注目が集まる。

文●SPREAD編集部