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フィラデルフィア・フィリーズのカイル・シュワバーは10日(日本時間11日)、本拠地で行われたマイアミ・マーリンズ戦に「1番・左翼」で先発出場。3回に今季43号ソロを放った。
◆【実際の映像】“打率1割台の男”が2試合連発の豪快43号 本拠地ファン大歓声&実況も「ハハハ、待て待て!」と大爆笑
■明日にも打率2割に到達か……
シュワバーは3回、先頭で回ったの第2打席、相手先発ブライアン・ホーイングの5球目シンカーをフルスイング。打球は高々と大きな放物線を描いて右翼スタンドへ着弾した。打った瞬間それとわかる一発に、実況は「ハハハ、待て待て」と大爆笑。シチズンズ・バンク・パーク名物「リバティ・ベル」の鐘が鳴り、本拠地ファンの歓声と興奮に包まれた。
2試合連続の今季43号は打球速度104.3マイル(約168キロ)、飛距離416フィート(約127メートル)、打球角度28度。
このまま打率1割台に収まれば、史上初の「打率1割台で40本塁打以上」となるシュワバーだが、この日は4打数2安打1本塁打1四球、打率.198と前日から2厘上昇した。
シュワバーは直近6試合で21打数8安打4本塁打6打点、打率.381と躍動。早ければ明日にも、打率2割に到達する可能性がある。
ナ・リーグ本塁打王争いは前日、シュワバーが42号、首位のマット・オルソン(アトランタ・ブレーブス)が48号ソロ、2位のピート・アロンソ(ニューヨーク・メッツ)が43号ソロと、トップ3が揃い踏み。この日はシュワバーのみが本塁打を打ったため、アロンソに並ぶ43号で2位タイに浮上し、首位オルソンまで5本差となった。
絶好調の打棒で一気に本塁打ペースと打率を上げているシュワバー。打率1割台を“キープ”し史上初の珍記録は誕生するか。
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文●SPREAD編集部
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— NBC Sports Philadelphia (@NBCSPhilly) September 10, 2023