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フィラデルフィア・フィリーズのカイル・シュワバーは11日(日本時間12日)、アトランタ・ブレーブスとの本拠地ダブルヘッダーに先発出場。「1番DH」で先発出場した第1試合に4打数2安打1四球、打率を2割台に乗せた。
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■遂に打率1割台の男を卒業
シュワバーが「打率1割台で40本塁打以上」という史上初の珍記録から遠のいた。
シュワバーは前日、2試合連発となる今季43号を放ち、ア・リーグの本塁打王争いでピート・アロンソ(ニューヨーク・メッツ)に並んだ。この時点で打率.198、このまま打率1割台を“キープ”すれば、史上初の「打率1割台で40本塁打以上」だが、9月に入り打棒が好調。遂に打率2割へ上昇した。
「1番・左翼」で先発出場したダブルヘッダー第2試合でも初回の第1打席に右前打を放ち、6試合連続安打を記録。4打数1安打、打率.201とした。
この日、相手ブレーブスのマット・オルソンが目の前で49・50号を放ち、本塁打王争いでは7本差と突き放されたシュワバー。2年連続のタイトルは厳しいが、再び打率1割台に戻れば史上初の珍記録となる。活躍するほど遠のいてしまうが、その打席に注目が集まる。
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文●SPREAD編集部