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ボルチモア・オリオールズの藤浪晋太郎が11日(日本時間12日)、本拠地でのセントルイス・カージナルス戦9回表に6番手で登板。
1安打1四球でピンチを背負うも無失点で切り抜け、チームの勝利に貢献。9月に入って失点なしの好投を続けている。
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■制球乱すも、努めて冷静に
藤浪は、6点リードの9回裏に6番手で今季57試合目のマウンドへ。先頭打者ノーラン・アレナドへの初球がインコース高めに大きく外れる大暴投。フェンスを直撃する1球に場内騒然、アレナドも思わず困惑の表情を浮かべたが、藤浪は努めて冷静に振る舞い、左飛に打ち取った。
続くリッチー・パラシオスを空振り三振。アレク・バールソンに左前安打、ジョーダン・ウォーカーに四球を与え2人のルーキーをランナーに出すも、トミー・エドマンを三塁ゴロに打ち取り試合を締めくくった。
この日はやや制球に苦しむ場面も見られたが、全25球中フォーシームが13球で、最速99.5マイル(約160.1キロ)を計測。カットボール7球、スプリットが4球、スイーパーが1球の内訳だった。
藤浪は、1回を1安打1四球1奪三振無失点の好投。9月は5登板で防御率0.00、四球もわずか1つでWHIP0.71。チームは11-5で勝利し、今季91勝目。貯金「39」でア・リーグ東地区首位を快走。2位のタンパベイ・レイズに3ゲーム差をつけている。
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文●SPREAD編集部
【 #オリオールズ 】 #藤浪晋太郎 が9回のマウンドに!
本日は1回1安打0失点1奪三振という内容でした✨
5試合連続で無失点と安定したパフォーマンスが続いています!😤#日本人選手情報 pic.twitter.com/xnBvhCqY5A— MLB Japan (@MLBJapan) September 12, 2023