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12日から、阪神甲子園球場で阪神タイガース対読売ジャイアンツの3連戦が行われる。
阪神は9月負けなし8連勝で、貯金33の優勝マジック「5」。対する巨人は貯金「2」のセ・リーグ4位。今季対戦成績では阪神が14勝5敗1分けと圧倒しているが、今カードのゆくえは果たして。
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■V間近の阪神、最短は14日
最短Vが14日の阪神は、佐藤輝明に注目したい。
今季114試合に出場して、打率.244、18本塁打、72打点と振るわないが、8月24試合で打率.300、3本塁打、16打点とシーズン前半戦の不振から脱出すると、9月も好調をキープし、ここまで8試合で打率.310、3本塁打、9打点と快音を残している。新人年から3年連続での20本塁打まで「あと2本」としており、甲子園でも豪快なアーチを放ってチームを本拠地胴上げに導きたい。
対する巨人では、坂本勇人に注目だ。
今季99試合に出場して打率.294、18本塁打、48打点。こちらも開幕直後の不振、さらに故障も乗り越え、8月の26試合で打率.318、5本塁打、12打点をマークすると、9月の7試合では打率.346、3本塁打、5打点とさらに調子を上げている。7日から4試合連続サードでスタメン出場しており、守備面でも注目。自らのバットで、まずは目の前での優勝を阻止したい。
阪神の優勝はすでにカウントダウンに入っているが、巨人にとっては3位・横浜DeNAベイスターズと1.5ゲーム差とCS争いの渦中にある。意地のぶつかり合いとなる伝統の一戦で「佐藤vs.坂本」の対決が、試合の行方を大きく左右するはずだ。
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提供●Baseball Times