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ボルチモア・オリオールズの藤浪晋太郎は13日(日本時間14日)、本拠地で行われたセントルイス・カージナルス戦の9回に4番手で登板。1回を無安打無失点に抑える好投を見せた。
◆藤浪晋太郎、激動の「30.86→6.96」防御率変遷 9月は0.00、オ軍ブルペンの貴重な戦力に
■抜群の安定感を見せる
9月に入り無失点を続けている藤浪が、1点ビハインドで迎えたこの日の登板でも安定感を見せつけた。
先頭打者のリッチー・パラシオスにこの日最速の99.8マイル(約161キロ)を見せるなどして中直に打ち取る。続くジョーダン・ウォーカーを遊ゴロに抑え、アンドリュー・キズナーには、99.7マイル(約160キロ)の速球から2球続けてスイーパーを投じ、三振を奪ってみせた。
藤浪はわずか8球でこの回を終え、無安打無四球1三振と完璧な投球を披露。9月は依然として防御率「0.00」を継続し、シーズン通算でも「6.96」と6点台まで下げた。
試合は0-1でカージナルスに敗れたものの、藤浪自身はメジャー移籍後最高の状態と呼べる活躍を続けている。
◆【実際の映像】藤浪晋太郎の「厄介なスイーパー」にカージナルス打線もうんざり… 86マイルで空振り三振に打ち取る場面
◆藤浪晋太郎 移籍後四球激減も「コントロールが良くなったとは思っていません」
◆「春先とは別物」藤浪晋太郎、リリーフ転向と最高の“出会い”で生まれ変わったフォーシーム
文●SPREAD編集部
Shintaro Fujinami, Wicked 86mph Sweeper. 🤢 pic.twitter.com/5r5vkrZrqi
— Rob Friedman (@PitchingNinja) September 14, 2023