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スペインのラ・リーガは17日(日本時間18日)第5節が行われ、レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英はレアル・マドリード戦に先発フル出場。チームは1-2で敗れたものの印象的な活躍を見せた。
◆【実際の映像】久保建英、絶妙ラストパスに“幻のゴール”まで 古巣レアル相手に見せた圧巻パフォーマンス
■古巣相手に成長見せる
開幕から5試合連続先発出場した久保は、右ウイングの位置でレアル・ソシエダの攻撃の起点に。前半5分には右サイドからのカットインから、ゴール前へ走り込んだアンデレ・バレネチェアへ絶妙なラストパスを供給し先制点をお膳立てする。
さらに、前半10分には右サイドでボールを受けると、相手DFを剝がしてからの強烈なミドルシュートを叩き込む。ミケル・オヤルサバルが関与したとしてオフサイドとなり幻のゴールとなったが、開幕からの好調ぶりをレアル・マドリード相手にも見せつけた。
久保のこの日のパフォーマンスは各メディアで絶賛された。『エル・デルマスケ』は敗れたチームのなかで最高タイの「8」をつけるなど、日本代表MFは古巣相手に成長した姿を披露した。
■ベンフィカなど強豪との戦い
久保は開幕からの5試合で3得点1アシストに加えて、首位のレアル・マドリード相手にも傑出したパフォーマンスを見せた。今やラ・リーガ屈指のアタッカーに成長し、その存在感は高まるばかりだ。
そして迎えるのが22歳で自身初となる欧州チャンピオンズリーグ。20日(同21日)にレアル・ソシエダはホームでインテルの対戦する。いきなり昨季の準優勝チームとビックマッチを戦うことになる。
ポルトガルの名門ベンフィカ、オーストリアの強豪ザルツブルクと共存するグループで、レアル・ソシエダはまずはグループ2位以内に入っての決勝トーナメント進出を見据える。その中で、中心としてチームをけん引する働きが今の久保には求められている。
昨季日本人歴代最多の9ゴールを奪い、CL出場圏内確保の立役者となった久保。今季序盤の戦いを経て迎える欧州最高峰の舞台での躍動には期待が高まる。
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文●SPREAD編集部