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ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジが22日(日本時間23日)、本拠地でのアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に「2番右翼」でスタメン出場。3打席連続の本塁打を放った。
これでア・リーグトップの大谷翔平まで、9本差。ヤンキースのレギュラーシーズン残りはわずか8戦も、にわかに周囲が騒がしくなってきた。
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■1シーズン3本塁打複数回は、球団史上初
ジャッジは、3回裏に右中間へ33号先制3ランを放つと、5回裏にも再び右中間への34号2ラン。そして7回裏には35号ダメ押しソロを右翼スタンドへ。この日は3打席連続本塁打含む、4打数4安打6打点の大爆発でチームの勝利に貢献した。
今季は6月のIL入りから長期離脱。復帰後、一時は本塁打を量産していたものの、8月は打率.196と低迷。9月14日(同15日)からはアーチにも見放されていたが、最後の最後で“らしさ”を見せ始めた。1シーズンで3本塁打以上を複数回記録したのは、球団史上初の快挙。
これでア・リーグ本塁打争いでアドリス・ガルシアに並んで3位タイに。2位のルイス・ロベルトJr.まであと2本、すでにシーズンを終えた大谷まであと9本と迫っている。
試合はヤンキースが大勝し、これで154試合を消化。残り8戦で9本を追いつくのは至難の業に思えるが、昨季62本塁打を記録したこの男だけは侮れない。大谷ファンは見守ることしかできないが、昨季のMVP争いに続き、再び“決着”をつける時がきたようだ。
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文●SPREAD編集部
.@TheJudge44 is the first @Yankees player EVER to have multiple 3-HR games in the same season! pic.twitter.com/h6RyTdNVCa
— MLB (@MLB) September 23, 2023