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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は、19日(日本時間20日)に右肘じん帯の手術を受けた。今オフにフリーエージェント(FA)となる二刀流選手の去就については現地メディアが動向を追い、注目を集めている。
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■米スポーツ専門局が特集記事を掲載
大谷の去就について特集記事を掲載したのが米スポーツ専門局『CBSスポーツ』。「大谷翔平について知っておくべきこと」と題した記事でFAについて深堀りしている。
「大谷を特別にしているものは何か?」という項目に対しては、「簡単に言うと、大谷は歴史的に見て例外的な人物だ」と表現。比較対象とされたベーブ・ルースが25歳で投手としてのキャリアに終止符を打っていることを述べ、二刀流選手としてのキャリアを継続する大谷の特異性を挙げている。
また、大谷と契約する可能性のあるチームには、ロサンゼルス・ドジャースとサンディエゴ・パドレスを挙げ、前者については「高校時代から彼を追いかけ、メジャー入りする際もそうだった」と長年のターゲットであると言及。パドレスは、「来年以降に、大幅な軌道修正を図る必要がある」と今年の不振脱却の切り札として、大谷を指名するとみている。
ほかにもヤンキースとメッツのニューヨーク勢の名も挙がり、「彼らが本気で(大谷FAの)戦いに挑むかは注目」と獲得候補チームとして述べられている。はたして今オフ最大の注目銘柄である大谷の争奪戦を制するのはどこになるのか。
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文●SPREAD編集部