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テキサス・レンジャーズのアドリス・ガルシアは28日(日本時間29日)、敵地でのシアトル・マリナーズ戦に「4番右翼」で先発出場。
4回表の打席に39号ソロを放ち、44本塁打の大谷翔平に5本差と接近。ア・リーグ本塁打争いが、最後まで予断を許さない展開になってきた。
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■37本のジャッジは不発で、残り3戦
ガルシアは4回表の第2打席、相手先発ローガン・ギルバートの3球目真ん中スライダーを左中間へ。2試合連発の39号アーチでア・リーグ本塁打争い単独2位に立った。試合はマリナーズに逆転サヨナラで敗れ、悲願のポストシーズン進出は明日以降へと持ち越しに。
残り3試合も、投手力のあるマリナーズが相手。“ピッチャーズパーク”ではあるものの、春先より打球飛距離が伸びやすい「Tモバイルパーク」での対戦が続くが、果たして大谷に追いつけるか。
この日は、37本塁打でリーグ4位を追走するニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジは不発。3打数無安打1四球で快音は聞かれず、2年連続の本塁打王は厳しくなってきた。
両者とも残り3試合、1打席も無駄にできない状況でアーチ量産なるか。最終戦まで目が離せない。
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(H.Ariga/SPREAD編集部)