【NBA】「プレータイムが一番大事」八村塁、開幕へ向けて先発にこだわらない姿勢 オフには“キング”レブロン・ジェームズと合同トレ | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【NBA】「プレータイムが一番大事」八村塁、開幕へ向けて先発にこだわらない姿勢 オフには“キング”レブロン・ジェームズと合同トレ

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【NBA】「プレータイムが一番大事」八村塁、開幕へ向けて先発にこだわらない姿勢 オフには“キング”レブロン・ジェームズと合同トレ
【NBA】「プレータイムが一番大事」八村塁、開幕へ向けて先発にこだわらない姿勢 オフには“キング”レブロン・ジェームズと合同トレ 全 1 枚 拡大写真

NBAの2023~24年シーズンへ向けた「メディアデー」が2日(日本時間3日)、各地で行われた。ロサンゼルス・レイカーズ八村塁は新シーズンの目標について「もちろん優勝」と語った一方、来年のパリ五輪出場については参加を明言しなかった。米メディアが会見の様子を伝えている。

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■新シーズンの目標「もちろん優勝」

10月24日(同25日)からスタートするレギュラーシーズンを前に「メディアデー」が開催され、八村も登場。新シーズンの目標について問われると「もちろん優勝。それは変わらない」と断言した。

オフには“キング”レブロン・ジェームズと合同トレーニングに励んでいたと明かし、「シュートやボールハンドリングの練習をたくさんやったし、フットワークの向上などに取り組んだ。それらは試合において私を助けてくれると思う」と話した。

そして、「レブロンのプレーをじっくり見て、小技からポイント、フットワークまで多くを学んだ。彼は、私と彼が似たような体型をしていると言っていた。だから、(レブロンと同じように)身体を生かして得意なスポットに移動し、簡単にシュートを放つ…。そういうことを一緒に練習し、学ぶことができた」と明かした。

■「ベスト・キッド」で例えた師弟関係

一方のレブロンも八村と一緒にトレーニングを行っていたことを認めた上で、「私はルイをダニエルさんと呼んでいる。つまり、僕がミスター・ミヤギだ」と笑い、往年の名作映画になぞらえて2人の関係性に言及した。

日本でも大ヒットした「ベスト・キッド(米題カラテ・キッド)」は、気弱な少年ダニエルが空手の達人ミヤギ老人と出会い、心身ともに成長していく物語。今回のコメントは、弟子ダニエルが八村で、師匠ミヤギがレブロンということを指している。

師匠レブロンが「ルイには多くの可能性を感じている。一緒にトレーニングすることは彼のためでもあり、チームのためにもなる」と話せば、弟子の八村も「バスケットだけでなく、ウェイトルームで彼が何をしているのか、体のケアのために何をしているのか。また、年齢を重ねることに対してどう対処しているのか。この夏、彼から得たものは貴重で、値段をつけることができない経験になった」と感謝を口にした。

■バンダービルトらと争う先発1枠

今オフにレイカーズと3年総額5100万ドル(約73億4400万円)で再契約した八村。現状ではレブロン・ジェームズ、アンソニー・デービス、ディアンジェロ・ラッセル、オースティン・リーブスがスターターとして当確で、八村は先発の残り1枠をジャレッド・バンダービルトらと争うことになると予想されている。

ただ、八村自身は「先発かどうかよりも、プレータイムを気にしている。プレータイムは私にとって重要で、出場時間が一番大事」と話し、先発にこだわらない姿勢を見せた。

レイカーズの開幕戦は24日(同25日)で、いきなり昨季王者デンバー・ナゲッツと激突する。見逃せない好ゲームとなりそうだ。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》

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